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りんご館からのお知らせ

― 40年前と現在を比べてわかった進化 ―

旧商品検査センター(福岡県篠栗町)での微生物検査では、

まず電子天秤を使用して食品10gをサンプリング袋に採取し、次にメスシリンダーで希釈液90mLを量り、

サンプリング袋に加えて、ストマッカーで試料を均一化し、10倍希釈の試料液を作成していました。


現在の商品検査センター(福岡県宗像市)へ移転してからは、「ダイリューター」を使用するようになりました。

サンプリング袋をダイリューターにセットし、食品を10g~25g量って入れます。

そしてダイリューターのアームを倒すだけで、設定した10倍希釈になるまで自動的に希釈液が注入される仕組みです。

それを、ストマッカーで試料を均一化し、10倍希釈の試料液を作成しています。

 

今では当たり前のように使用していますが、

初めてダイリューターが導入された時には、「なんて便利な機械だろう」と感動したことを今でも覚えています。

手作業で行っていた計量や希釈の手間が大幅に軽減され、検査の効率化と精度向上に大きく貢献しました。

 

40年前と比べると、食品検査の現場は機器の進歩によって大きく変化しました。

しかし、食品の安全を守るという検査の目的は、今も昔も変わっていません。

技術の進化を実感するとともに、食品検査に携わってきた歴史の重みを改めて感じています。

(T.T)