エフコープ

次の世代を担う子どもたちに、美しい自然や健康で安心してくらせる環境を残すために、私たちのくらしを見直すとりくみを進めています。


「エフコープ環境基本計画」をつくりました

エフコープは、さまざまな活動において環境への負荷を減らし、地域の環境保全活動やとりくみを支援するなど、地域とのつながりを大切にしたとりくみを進めています。また、再生可能エネルギーや環境に配慮した商品づくりなどにも力を入れています。

こうしたとりくみを継続し改善していくために2016年1月に「エフコープ環境基本計画」を策定し、これに沿ってさまざまなとりくみを進めてきました。

そして近年変容する環境問題に対応するため、さらに計画的に効果的に推進していく目的で、2020年6月に「エフコープ2030環境基本計画」を新たに策定しました。

これまでエフコープが行ってきた環境へのとりくみの課題を踏まえ、「エフコープ2030年ビジョン」に基づいた、環境分野に関する総合的な方針・計画として位置付けています。

エフコープ環境基本計画(対象期間2016年~2020年)(PDFファイルが開きます)

エフコープ2030環境基本計画(対象期間2021年~2030年)(PDFファイルが開きます)

エフコープ2030環境基本計画ダイジェスト版WEBブック

 


リサイクル活動に取り組んでいます

エフコープは、限りある資源を大切に使う循環型社会の実現をめざし、配達時や店舗のリサイクルボックスなどで再利用が可能なものを回収するリサイクル活動に取り組んでいます。

2024年2月のリサイクル回収結果

配達

種類

回収量

カタログ(店舗回収分含む)

32万2,892kg

紙パック(牛乳)(店舗回収分含む)

7,035kg 約21万1,246パック

集品袋

5,613kg

たまごパック(PET材質) 

2,574kg 約18万3,821パック

店舗

種類

回収量

たまごパック(PET材質)

333kg 約2万3,786パック

食品トレー

3,196kg 約91万3,086枚

アルミ缶

1,290kg 約7万2,472缶


組合員の声から生まれた環境配慮商品

自然分解しやすい洗浄成分を使った「コープの洗剤」

「川を汚さずに洗濯ができる洗剤が欲しい」。そういった組合員の想いが形になり、1969年「セフター」が誕生しました。河川へ流れる洗濯排水が問題となっていた当時、自然分解されやすい洗浄成分を使った「セフター」は画期的な商品でした。その後、洗浄成分を石油系から植物性へ変更するなど、様々な改良を重ねて現在の「セフターE」となりました。

コープ洗剤に関する資料はこちら(PDFファイルが開きます)

100%古紙でできている「コアノンロール」

「業務用の芯なしトイレットペーパーを、家庭用に商品化できないか」。そんな組合員の声に応えて生まれたのがコアノンロールです。コアノンの原料は100%古紙。回収した牛乳パックやカタログが中心となって作られており、森林資源の保護とゴミの減量にもつながります。

コアノンロールに関する資料はこちら(PDFファイルが開きます)


地域の環境活動を「エフコープ環境助成金」で支援

エフコープでは2006年度より、回収したカタログや牛乳パックなどのリサイクル収益の一部を、「エフコープ環境助成金」として、地域の環境活動へ還元する助成事業に取り組んでいます。

助成団体数と助成総額

2022年度…8団体・助成総額は215万3千円
累計(2006~2022年度)…170団体・4,476万4,535円


「エフコープサステナビリティレポート2023」を発行しました

「エフコープ2030年ビジョン」に定める環境分野でのありたい姿を実現するための計画「エフコープ2030環境基本計画」を策定しています。「エフコープサステナビリティレポート2023」では、この計画に基づいて取り組んで2022年度の活動や事業を、「温室効果ガスの削減」「エシカル消費の促進」「資源の循環」「再エネ電源開発」「自然環境の保全と共生」「SDGsのとりくみ」の視点でまとめています。持続可能な社会の実現に向けたエフコープの考え方やとりくみを、ぜひご覧ください。

「エフコープサステナビリティレポート2023」はこちら(WEBブックが開きます)


「エフコープサステナビリティレポート2022」

エフコープが2021年度に取り組んだ環境活動を、「温室効果ガスの削減」「エシカル消費の促進」「資源の循環」「自然環境の保全と共生」「再エネ電源開発」「な社会をめざした商品の普及」「資源を生かす循環型のくらしと地域づくり」「自然共生のくらしと地域づくり」「SDGsのとりくみ」の視点からまとめています。持続可能な社会の実現に向けたエフコープの考え方やとりくみを、ぜひご覧ください。

「エフコープサステナビリティレポート2022」はこちら(WEBブックが開きます)


環境測定を行っています

身近な地域の環境の変化を感じ取ることを目的に、エフコープでは毎年、組合員が県内各地の酸性雨と二酸化ちっ素の測定を行っています。1990年代に始まった、このとりくみ。

県内400ヶ所あまりの地点を継続的に測定し、年度ごとに測定結果をまとめています。

この度、長年の活動が評価され「令和元年度 地域環境保全功労者表彰受賞」を授与いただきました。

2022年度の測定結果はこちら(PDFファイルが開きます)


環境フェアに出展しています

エフコープは毎年、県内各地で開催されている「環境フェア」にイベントブースを出展しています。

「環境フェア」は、1 人でも多くの方が環境問題に関心を持つきっかけになればと、行政や市民団体などが合同で行っているイベントです。県内各地のイベントにエフコープのブースを出展し、エコキャンドル作りや環境にまつわるクイズなどを行い、環境についての意識を高め合っています。


脱原発社会を実現するために

エフコープは、人々の命とくらしを守る観点から原子力発電に頼らない社会の実現をめざしています。現在、2012年3月に作成した「原発に対する考え方」に基づき、原子力発電の再稼働に反対する立場から、署名活動や脱原発集会への参加、政府への意見書や要請書の提出などさまざまな活動を行っています。


「持続可能な循環型社会」の実現をめざして

2022年12月に完成したエフコープ本部事務棟には、Nearly ZEB設計仕様による省エネと創エネ、森林資源を有効活用したCLTや、太陽光自家発電設備の導入による脱炭素化の実現。また、大規模な自家発電・蓄電設備を採用することでBCP※の強化を図っています。
持続可能な社会のシンボルとして、エフコープ本部事務棟は地域との共生と共創をめざしていきます。

※「Business Continuity Planning」の略称。災害などの緊急事態における企業や団体の事業継続計画のこと

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