エフコープ

商品について

商品について

product 人やくらしに喜ばれる商品を


商品事業で大切にする視点

安全・安心の視点

食品の安全性を確かなものとし、安心を育む手法としてリスクアナリシスの考え方を基本に据え、リスクコミュニケーションを重視します。また、エフコープPB商品および産直品に対して進めている「品質保証システム」の構築についても継続的に取り組み、生産者から組合員までのフードチェーン全体で、お届けする商品の安全性の確かさを追及することを大切にします。

また、生産する立場での「品質管理」の考え方に、組合員(使う側)の視点を加え、組合員との“約束ごと”(※1)を保証し、双方のコミュニケーションや確認によって信頼を得ていくといった「品質保証」の考え方を取り入れることにより、更なる安全性の確かさを追求していくことを大切にします。


組合員の声と参加・参画の視点

組合員の利用する場や活動の場から寄せられる商品に関するお申し出をつなぐことを通じて、組合員と一緒に商品を育てていくこと、また、産地・工場見学や産直交流を推進し、商品の良さを確かめるとともに、組合員参加による商品づくりや商品交流会での学習や試食などを通して、商品普及のとりくみを大切にします。


生産者・取引先とのパートナーシップの視点

生産者や取引先との継続的な交流ができる環境づくりを進めることで、組合員と生産者や取引先が率直に語りあえるようになり、そのことでお互いが理解し尊重しあえる関係性の構築をめざします。


地域の視点

福岡ならではの地域性のある商品や地産地消、食育、食文化の伝承に視点をおいたとりくみを、行政や地域の団体、生産者グループ、農協などとも連携を取りながら進めます。


食と農の視点

日本の農業、水産業、畜産業が持っている多面的な価値を見直し、その再生と食糧自給率の向上をめざすため、これからも消費者の視点から生産のあり方を考え、食料と農業の問題に積極的に取り組んでいきます。


環境配慮の視点

マイバッグ持参の推進によるレジ袋の削減、容器包装の軽量化や簡素化、詰め替え商品などの普及など、ゴミになるものを減らすとりくみ(リデュース)、繰り返し使用するとりくみ(リユース)、牛乳パックや古紙などの再生紙を使用して作ったトイレットペーパーなど、再生原料を再資源化しようとするとりくみ(リサイクル)、これら3Rの視点で環境負荷を少なくする循環型社会づくりをめざします。


人・社会への配慮の視点

商品事業を進めることで、災害支援、フェアトレード(※2)、社会全体の食品安全レベルの向上、ユニセフへの支援など、人や社会、環境に貢献するとりくみを進めます。


※1組合員との“約束ごと”

組合員との「約束ごと」とは、食品衛生法などの法令やエフコープの自主基準を順守し、衛生的に製造され適切に管理され、安全性が確保されている商品であることのほかに、商品仕様書、パッケージ、カタログ、店頭表示に記載している「商品特徴」も含みます。

※2フェアトレード

発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立をめざす運動です。