Social Work Service 福祉サービス

お子さんとの関係に悩むお母さんに学童支援員として寄り添う

学童保育を利用しているEちゃんは、お母さんとの会話が少なく、寂しさをうまく表現できずにいるようで、しばしば他の子とトラブルになっていました。そこで、Ｅちゃんのお母さんに「たくさん声をかける」「学校行事に参加する」「お子さんと2人きりの時間をつくる」などのアドバイスをしたところ、早速、実践してくれて母娘の関係が劇的に変化しました。結果、Eちゃんの心も安定して他の子とのトラブルも減少するなど、良い結果に繋がったことをうれしく思います。

こころの病と向き合う方に、ヘルパーとしてサポート

Bさんは職場の人間関係が原因で退職した後、心の病で日常生活が困難になってしまいました。そのため、週に３回食事作りにヘルパーを利用されることになりましたが、Ｂさんは最初マスクをして目も合わせられない状態でした。しかし、通ううちに徐々に会話ができるようになり、そのうちにしょうがい者のための地域活動支援センターに通い始め、今では、マスクを外してお化粧するまでになりました。現代社会では、心の病で苦しんでいる人が大勢いると思います。これからも生きづらさを抱える人に寄り添い、気軽に頼ってもらえる存在でありたいです。

本人やご家族の希望を大切にして、在宅生活をサポート

歩行などの不安に加えて認知症もあり、約２年前にサービス付き高齢者向け住宅に入居された80代の男性Dさん。同世代の妻は近所で一人暮らしとなりましたが、夫が心配で毎日のように施設を訪ねて来られました。Ｄさんも自宅が恋しく月の3分の1は家に戻る生活。そのため、遠方に住む2人の息子さんも交えて何度も話し合い「住み慣れた家で一緒に暮らしたい」という夫婦の思いを尊重して、自宅に戻り生活をサポートすることになりました。自宅での見守り態勢を充実させながら、これからも本人とご家族の思いに寄り添っていきたいと思います。