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りんご館からのお知らせ

こんにちは。暑い日が続いていますね。今回は、漂白剤のうち、二酸化硫黄及び亜硫酸塩類の検査方法をご紹介します。

※漂白剤について詳しく知りたい方は、過去のブログ(食品添加物検査担当日記⑥)をご覧下さい♪

漂白剤検査は比色法という方法で行います。

① 丸底フラスコに試料をサンプリング(測り取る)し、必要な試薬を入れる。
② ①を蒸留装置に取り付け、窒素ガスを通気しながらガスバーナーで5分間加熱蒸留して試料液を集める。
③ 試料液を試験管に分注し、発色試薬を加えて15分間反応させる。
④ 分光光度計で吸光度を測定する。

亜硫酸塩類には、亜硫酸Naや次亜硫酸Naなどが含まれますが、

これらはすべて二酸化硫黄としてどれくらい食品中に含まれているかをこの検査で調べます。

食品中に含まれる二酸化硫黄の濃度が高いほど、③で濃い紫色となり、吸光度も高くなります。

得られた吸光度値から食品中の二酸化硫黄含有量を算出します。

(T.M)