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りんご館からのお知らせ
食品添加物検査
2025年07月09日
食品添加物検査担当日記㉝
こんにちは、今回はおとうふのお話です。
みなさんは、おとうふがどのようにつくられているかご存知ですか。
エフコープのおとうふといえば、こちら!
北九州市にある大和食品工業さんが製造している「絹ごしとうふ」と「もめんとうふ」です。
■こだわりの生しぼり製法
一般的なおとうふは、大豆を水と一緒にすりつぶした「生呉(なまご)」を加熱したあと、豆乳だけを絞ってつくられますが、
大和食品工業さんでは昔ながらの「生しぼり製法」を採用していて、
「生呉」をあらかじめ豆乳とおからに分けて、豆乳だけを加熱しておとうふにしています。
これにより、大豆の青臭さがない美味しいおとうふができるのだそうです(よかもん 6月③週より)。
■おとうふと食品添加物
エフコープの絹ごしとうふともめんとうふに使用されている食品添加物は、「凝固剤」と「消泡剤」です。
凝固剤は、おとうふを固めるために使われます。成分としては硫酸カルシウム、塩化カルシウムなどいくつかの種類があります。
エフコープのおとうふには、塩化マグネシウムいわゆる「にがり」を凝固剤に100%使用しています。
にがりには、大豆の甘さを引き出す効果があります。
消泡剤は、豆乳を加熱したときに生じる泡を消すための食品添加物です。
泡を消すことで、食感の良いきれいなおとうふに仕上がり、日持ちもよくなるため、多くのおとうふに使用されています。
消泡剤の成分(グリセリン脂肪酸エステル等)は、製造過程でそのほとんどが分解されてしまうため、
使用表示の義務がない「加工助剤」にあたりますが、エフコープでは表示をしています。
このように、おとうふの製造には、食品添加物の存在がかかせないのです。
(T.M)
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