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2025年10月01日
マヨネーズと乳化
こんにちは。
暦上は立秋が過ぎましたが、まだまだ暑い日が続いていますね。
みなさま体調に気をつけてお過ごしください。
さて、今回はマヨネーズにまつわる化学のお話です。
マヨネーズの原材料をみてみると、大きく分けて油・卵・水(酢)でできていることがわかります。
油と水は本来混じり合いませんが、マヨネーズはどうして分離しないのでしょうか。
マヨネーズでは、卵黄のはたらきにより、水と油のように本来混じり合わない物質同士が混じり合う「乳化」という現象が起きています。
卵黄には「レシチン」という成分が含まれ、水と仲の良い部分と油と仲の良い部分の両方をもっています。
そのため、このレシチンが乳化剤としてはたらき、マヨネーズという美味しいソースができあがるのです。
乳化には、水の中に油が混ざる「水中油型(O/W)」と、油の中に水が混ざる「油中水型(W/O)」があり、
マヨネーズは水中油型の状態になっています。
一方、油中水型の例としては、バターやマーガリンがあります。
コープの「マヨネーズ 全卵タイプ」は、卵白を含む全卵を使用しているため、
卵黄タイプのものに比べてあっさりしており、酸味が少ないのが特徴です。
そのため、生野菜にかけるのはもちろん、パンに塗ってトーストしても大変美味しくいただけますよ。
ぜひお試しください。
(T.M)
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