エフコープ

商品について

りんご館からのお知らせ

みなさんこんにちは。

もう2024年も1ヶ月が終わりましたが、いかがお過ごしでしょうか。

 

「冬場はノロウイルスに注意しましょう」とよく聞きますよね。食中毒は高温・多湿の夏に多いイメージですが、冬も注意が必要です。

冬に流行するノロウイルスは、インフルエンザ同様、低温・乾燥を好みます。また、ノロウイルスは感染力が非常に強く、食中毒発生件数自体は、アニサキス、カンピロバクターに続いて3番目の多さですが、患者数は2番目のウェルシュ菌1,467人に対して、2,175人と圧倒的に多くなっています。(厚生労働省 食中毒統計資料「令和4年(2022年)食中毒発生状況」より)

 

ノロウイルスの主な感染経路は、経口感染で、他にも接触感染、飛沫感染、空気感染があり、以下のような事例があります。

・ノロウイルスに汚染された二枚貝(カキなど)を生あるいは加熱不足で摂取したことによる感染

・ノロウイルスに感染した人が調理することで、ウイルスがヒトの手から食べ物に付着し、それを食べることによる二次感染

・感染者の嘔吐物などによる飛沫を吸い込むことによる感染

・感染者の糞便や嘔吐物を処理した後、手に残ったウイルス、または、処理が甘く床に残ったウイルスによる感染

 

感染すると、24~48時間で発症し、吐き気、下痢、嘔吐、腹痛、微熱が1~2日続きます。

 

ノロウイルスによる食中毒を予防するためにも、予防4原則「持ち込まない」「つけない」「やっつける」「拡げない」を守りましょう。

 

「持ち込まない」

ノロウイルスに感染している人が調理した食品を食べることで、多くの人に二次感染します。調理場にウイルスを持ち込まないようにしましょう。

 

「つけない」

食品や器具にノロウイルスを付けないように、しっかりと手洗いをしましょう。

 

「やっつける」

しっかりと加熱し、ウイルスを死滅させましょう。中心温度85~90℃、90秒以上の加熱が必要です。器具は洗剤で十分洗浄し、熱湯で加熱、または、次亜塩素酸ナトリウムなどで消毒しましょう。

 

「拡げない」

嘔吐物などは適切な処理をしましょう。

 

ノロウイルスは私たちにとって身近な食中毒の原因の1つです。2月になりますが、まだまだ注意が必要です。正しく予防して、安全な食生活を送りましょう。

 

次回もお楽しみに!

 

(M.Y)