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りんご館からのお知らせ

みなさんこんにちは。

食品の微生物検査では、どんな項目を調べているかご存知でしょうか。

 

微生物にはたくさんの種類がありますが、大きく分けて2つあります。

1つ目は、衛生指標菌。2つ目は、食中毒菌です。

 

  • 衛生指標菌

食品や調理器具などの衛生状態、管理状態を把握するために検査する細菌群。

汚染度合い、腐敗しているかどうかを確認することができる。

 

主な衛生指標菌

・一般生菌数…食品の微生物汚染の程度を示す最も有力な指標の一つ。腐敗しているかどうかなどもわかる。

・大腸菌群、大腸菌…糞便あるいは腸管系病原菌の汚染指標。

・芽胞形成菌…食品の品質低下や腐敗に関わるものが多い。

・カビ…アオカビやクロカビなど。

・酵母…パン酵母、ビール酵母など有用微生物として扱われているものもあるが、過度に増殖した場合に腐敗や変質を引き起こす。

 

  • 食中毒菌

摂取することにより、下痢や嘔吐、発熱などの中毒症状を引き起こす可能性のある細菌。

細菌性の食中毒には感染型食中毒と毒素型食中毒がある。

 

主な食中毒菌

黄色ブドウ球菌、サルモネラ、腸炎ビブリオ、セレウス菌、カンピロバクターなど

 

上記の菌以外にも、ヨーグルトや乳酸菌飲料に使われている乳酸菌など、りんご館では様々な種類の微生物検査を行っています。今後は今回紹介した微生物についてもう少し詳しく解説していきたいと思います。

お楽しみに!

 

(M.Y)