エフコープ

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りんご館からのお知らせ

先日、日生協主催の残留農薬検査に用いる検体の検査部位についての学習会がありました。

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の学習会では、2018年以降、厚労省からの通知で一部の作物において、検査部位が変更になったことを改めて確認し、今後、どのように対応していくかについて意見交換しました。

この学習会の中で、エフコープでは2019年から約1年間、2通りの検査部位を用意して検査を行い、農薬の検出傾向に大きな差がないことが分かったため2021年度より、収去商品検査に限っては1通りの検査部位で検査を行う運用に変更したことを報告しました。


 

また、日生協より知見に基づいて「検出する可能性が高い果実全体に絞って検査をしてはどうか。」という提案がありました。

 

今回の学習会では、エフコープでの検査実績や運用について他生協に情報提供しましたが、今後、他生協が検査の運用を整えるための役に立てたと思うと、2通りの検査をしていた大変な時期も少し報われたように思います。

 

※検査部位変更の通知とは、「Aという農薬を評価する場合は果実全体を検査部位とし、Bという農薬を評価する場合は果肉を検査部位とする。」というように同じ作物でも農薬の種類によって検査に用いる部分が異なるというものでした。これにより、検査現場では、2通りの検査部位が必要になり、手間が2倍に増えました。

 

H.K