エフコープ

「サバは生で食べるのは危険」ということを聞いたことありますか?

この言葉の一つの要因として、食中毒の原因とされるアニサキスが寄生している割合がサバでは高く、生で食べることのリスクが高いことが挙げられます。

ところが、九州北部ではサバを生で食べることにあまり抵抗がありません。(私自身も「ゴマサバ」など、生食することに抵抗がありません。)

その理由について、調べてみました

アニサキスは複数種類存在し、東シナ海から日本海側に生息しているサバと太平洋側で生息しているサバでは、寄生しているアニサキスの種類に偏りがあるそうです。

そして、太平洋側に多く見られるアニサキスの方が日本海側に多く見られる方と比べて食中毒を起こしやすい種類なのだそうです。

九州北部では、東シナ海から日本海側のサバが並ぶことが多いためアニサキスによる食中毒が比較的少ないのだと考察しました。

エフコープのお店では、これらのアニサキスを保有している魚種を生食用に調理する場合は、必ず-20℃以下で24時間以上冷凍処理をしてから調理するルールになっています。

 

それでも、アニサキスの種類は違っても食中毒のリスクが「0」になるわけではありません。

生で魚を食べる以上食中毒リスクがあることは理解しておかなければいけません。

*食品安全委員会のファクトシートを参照しました。

https://www.fsc.go.jp/factsheets/index.data/factsheets_anisakidae_170221.pdf

 

(Hana-m)