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2023年04月09日

ピースアクションinオキナワに参加しました!

  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを
  • 目標14:海の豊かさを守ろう
  • 目標16:平和と公正をすべての人に
  • 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

3月23日~25日に行われた日生協主催のピースアクションinオキナワ第40回沖縄戦跡・基地めぐりに参加しました。

【沖縄で学ぶ 子どもと戦争】

をテーマとして沖縄戦の歴史と今日までの基地とくらしについて学びました。

1日目

学習[市民と子どもを巻き込んだ沖縄戦から、今学ぶこと]

          講師:川満彰 沖縄国際大学非常勤講師

 ・戦争での被害は子供や女性、戦争に正義はない。詳しい資料での説明がありました。

講演 「私が体験した対馬丸、沖縄戦、そして収容所生活」

          講師:平良啓子 (租界のため乗船し、一命をとりとめる。)

 ・いやな体験は忘れられない。一命をとりとめるまでの過酷な体験談でした。

報告:「大学生から見た沖縄の基地問題」

          報告者:比嘉恒晴 琉球大学人文社会学部学生

  ・何が問題なのか、問題の意味を調べた結果報告。同世代は問題として捉えられていな   

  い。米軍基地周辺で水質汚染等について報告された。

参加者交流 グループに分かれて、学習講演会の感想や参加にあたっての期待などの交流。

2日目(フィールドワーク)

ガイドの横田真利子さんによる説明

〇小桜の塔と対馬丸記念館を見学。

1日目の平良さんの話の対馬丸の実際のサイズの建物で、事件の犠牲者の鎮魂と、子どもたちの平和と命の尊さを教え、事件を正しく後世に伝えるため、2004年に開館。

 

〇辺野古、瀬嵩の浜から辺野古埋め立ての状況を見学。

・現在の沖縄の状況をテント村の方から説明がありました。

 

〇わんさか大浦パークにて昼食。

 

〇道の駅かでな

・極東最大規模の嘉手納基地を一望することができました。

 

〇普天間基地を車窓から見た後、嘉数高台の地球型展望台から普天間基地を見学。

・宜野湾市の中央部にある普天間基地を見下ろす事が出来ました。ガイドの説明の間も何度も軍の飛行機が飛んでいました。

 

〇新都市にあるコープあっぷるタウンにて店舗見学、買い物。

3日目(フィールドワーク)

○ひめゆりの塔・ひめゆり平和記念資料館

看護隊として動員され、亡くなった【ひめゆり学徒隊】の慰霊塔。犠牲者の遺品をはじめ証言映像や当時の写真を通して、ひめゆり学徒隊が体験した沖縄戦の実相を伝える資料館。

 

○轟の壕

内部に川が流れるおよそ100メートルある巨大なガマ。戦中は最大1000人以上の住民や日本兵が避難していた。

○平和の(いしじ)

世界の恒久平和を願い、国籍や軍人・民間人の区別なく、沖縄戦などで亡くなられたすべての人々の氏名を刻んだ記念碑。現在も刻銘が続いている。礎とは沖縄の方言で土台・基礎という意味です。2011年の記録で241,132人の名前が刻まれている。

魂魄(こんぱく)の塔

沖縄で最初にできた慰霊の塔。住民・日本兵・米兵の3万5千余りの遺骨が納められた。

 

3日間を通して、沖縄戦や現在も続く基地問題について幅広く学びました。国内唯一の地上戦は多くの住民が巻き込まれました。犠牲となった原因は戦火だけではなく、「いざという時には死ぬように」という日本軍の指示によって「自決」や「集団自決」が起こったからです。平和ガイドの横田さんは「集団自決」を「強制集団死」と表現されていました。本当のことを知る機会があればこんなに多くの犠牲者はでなかったのではないでしょうか。真実が伝えられる教育の大切さ、一人一人が平和を守っていくという自主的な行動の必要性を感じる3日間となりました。

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