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2022年10月26日

くらしと福祉分野 社会保障と税の学習会  「おしえて!ダイゴ先生福岡教室 消費税のギモンにお答えします」 開催報告

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを

9月22日(木)くらしと福祉分野では 社会保障と税の学習会をオンラインで開催しました。講師は 東京大学名誉教授 経済学博士醍醐 聰(だいご さとし)さんでした。オンライン参加と4ブロックのサテライト会場参加合わせて総勢55人の参加となりました。

醍醐さんから、

① コロナ禍と物価急騰の今、消費税減税がなぜ急務?

② 家計と子どもの困窮を救うのに効果的な消費税減税とは?アメリカの食料支援プログラムに学んで。

③ インボイス制度のどこが危ないの?

④ 消費税に代わる財源は?

   ・国債頼みの財政出動でよいの?

    ・「政府と日銀は親子関係だから、国債を増発しても国の借金は増えない」は本当?

    ・消費税、国債に頼らない財源とは? 短期と中期の目線で。

の内容を、他国との比較やデータを基に解説いただきました。

9月22日、日銀が円買い・ドル売りの為替介入に踏み切ったことが報道されて、醍醐さんの講演内容が当日のニュースになりました。

■講演会の感想

●1989年から始まった消費税は33年間のうちに3%、5%、8%、10%と引き上げられ消費税がつけられるのが当たり前に思っていましたが、本日の学習会に参加させていただいて外国の税金の状況を伺うと食料品の消費税はいらないのではないかなと思いました。物価高が続く今、本当に困窮される家庭は増えていくのではと危惧します。 ただ、国債が1000兆円を超えていてその利子の支払いのために消費税以上の額が支払われているとなると、どこかで税金は増やさなければならいので醍醐先生の提案のようにお金があるところから税金を取るような仕組みを政府は考えてほしいと思います。

●事前に送られた資料から難しいかなと思っていましたが、分かりやすい説明で理解が進みました。また、今の円安などタイムリーな話を聞くことができました。この物価高での消費税は痛いです。諸外国の状況から日本でも減税をと思いました。 90分の講演でしたが、まだまだ知識不足です。 消費税についての国民の議論が盛り上がっていませんが、社会保障の論議もあわせてわれわれが関心をもつ気運にならなければと改めて思いました。

●数字に弱いのでこのような学習会は敬遠してしまいがちなのですがコロナ禍で色々な学習の機会がうばわれている昨今、思い切って参加しました。 さまざまな分野に渡ったお話しでとても勉強になりました。資料も文字が大きく、とてもわかりやすかったです。やはり消費税に関するお話が一番興味深く、北欧以外の

主要先進国の中で日本は食料品は最高値だと知ってびっくりしました。“食料品は非課税を”の声は是非上げたいです。

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