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2022年08月16日
北部ブロック活動委員会企画「平和学習会」を開催しました
日時
2022年8月5日(金)10時30分~12時30分
会場
メイン会場(くらしHOT館)、オンライン、サテライト(折尾店)
主催
北部ブロック活動委員会
共催
八幡西区域委員会
参加者数
くらしHOT館(21名)、折尾店サテライト会場(7名)、オンライン(19名)、合計47名
<組合員28名、ブロック活動委員3名、理事4名、スタッフ7名、講師4名、記者1名>
内容
「八幡大空襲の『語り部』から学ぶ歴史と平和」のサブタイトルを掲げ、平和学習会を開催しました。八幡大空襲語り部などの活動を続けている平野塾より、出來谷通保さん、出口敬子さんに、当時の小伊藤山(こいとやま)防空壕での被害の様子や、誰にも語ることのなかった戦争体験を証言集にまとめる過程で、安堵の気持ちへと変化された体験者のことなどお話をしていただきました。
平和ガイド・北九州平和資料館をつくる会事務局長の小野逸郎さんから、「日本の戦争の歴史と自分の体験を交えて」と題して、幼少期に満州で体験した記憶や年表をもとに、教科書に載っていない、学校では習わないこと、日本が犯した歴史などについて伺うことができました。戦争は過去のものではないこと、「過去に目を閉ざすものは、結局のところ現在に盲目となる」(旧西ドイツ・ワイゼッカー大統領言)と深く受け止めました。
戦後77年経った今でも、戦争は過去のものではない、ウクライナの事は他人ごとではないなど感じていただき、今年はいつもと違う「平和」を考え、戦争をしてはいけないと強く思う一日になりました。
<アンケート(8月13日現在)>
八幡大空襲DVD&語り部のお話について
- 同じ北九州の八幡で、大きな空襲があったことは知りませんでした。もし今、自分がこのような体験をしたらどうなるだろうか?と考えても想像がつきません。語り部の方が少なくなっているとのこと、体験者でなくても聞いたことをどんな小さなことでも次の世代へ語りつないでいくことが大切だと強く感じました。私も両親が話してくれたことを子供達へ“もう聞いた”と言われても話す機会がある度に伝えようと思いました。
- 地域でこのような戦争体験を聞く活動をされていることはありがたく、何よりの学ぶ場となります。戦争末期、日本全国の主な都市は殆ど空襲を被っており、燃えやすい家屋という事や、さらに燃えやすくと、油を先に振り落してからの焼夷弾は、被害も大きいはずです。戦争は戦地で戦う兵隊だけが犠牲者ではなく、銃後の者たちも犠牲者であり何も抵抗できずに苦しんで逝った人たちを思うと戦争は絶対ダメなのに、なぜ起こすのかと歯ぎしりです。
「日本の戦争の歴史と自分の体験を交えて」のお話について
- 子供達には、正しい歴史を教え正しい歴史認識を持たせることが大切と思います。世界中の子供達へ、そして平和の大切なことを知って欲しいと思います。
- 子供は学校で体験の話を聞いたりしたそうです。子供には2時間話しを聞くのが大変そうでしたが、一緒に話しを聞く機会などないので、話しをする事も出来ました。平和の町ミュージアムにも行ってみます。
- よく満州満州と耳に聞いたことがあり、今回のお話を聞くことで日本の戦争の歴史などを聞くことが出来、良かったです。ありがとうございました。戦争は絶対してはいけないという事を改めて感じさせられた日でした。
- 満州という仮想の国を創った経緯や中国や朝鮮半島の侵略などは教科書で習う事はありません。戦争がなぜ起きたのかを知ることで再びの戦争は起こらないと思いますので、しっかりと近現代史の学びは大切です。
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