エフコープ

イベント・活動

イベントレポート一覧

  • 知る・学ぶ
  • 学ぶ・楽しむ

2022年02月09日

北部ブロック活動委員会企画「フードバンク北九州」の学習会~子ども食堂を通した子ども支援の広がり~

開催日/2022年1月17日

  • 目標1:貧困をなくそう

組合員28名、組合員理事3名、委員3名、講師3名、スタッフ7名総勢44名で開催。志井店(ホスト会場)、折尾店(サテライト会場)、オンラインで行い、講師はフードバンクライフアゲイン事務局長の陶山惠子さん(元エフコープ理事長)にお願いし、ライフアゲインの事務所からオンラインで繋ぎ、理事長の原田さんのお話、袋野さんから倉庫を見せていただき説明がありました。

フードバンク北九州ライフアゲインは2013年任意団体として設立し(福岡県内初のフードバンク団体)、2014年にNPO法人化、2021年3月に「認定NPO法人フードバンク北九州ライフアゲイン」に認定されました。「すべての子供たちが大切とされる社会」の実現を目指していて、見えにくい貧困が広がる中、支援が必要としている人に届くよう行政や地域とネットワークを活かし日々取り組んでいるとのこと。子供食堂に食材を提供するだけでなく、支援が必要な方々に毎月食料を配布したり、悩みや困りごとなどの相談にも対応しているそうです。また八幡東区にある事務所の周りや市民センターを使い定期的に子ども食堂やイベントも開催。昨年の11月には「届け!冬休みお腹いっぱい大作戦」として、給食のない冬休みに向けて子育て世帯1000世帯に食品ボックスを届けるため、託送料を支援してほしいとクラウドファンディングをしたところ、たくさんの方々から目標金額を超える寄付金が集まったということでした。

子供食堂を地域の交流の場、地域づくりのプラットホームとして、食品ロスを生まない社会づくり、子どもの貧困を生まない社会づくりを目指しているそうです。現在、食材の提供はスーパー、メーカー、家庭などからもあり、その輪が広がって来ているとのこと。子ども食堂を各小学校区に少なくとも1つ作りたい、北九州市には132校区あるが、まだ40か所程度にとどまっているので、ぜひ皆さんの近くで子ども食堂を開いてみません!というお話がありました。

エフコープでも支所を食料品の保管場所として提供しています。店舗でフードドライブも行っています。

私たちに何ができるのか? 一人ひとり考えもっと関わりましょう!

※1月18日から25日までエフコープの店舗で「フードドライブ」が行われました。これからも定期的に行っていきますので、よろしくお願いします。

【参加者の感想より】

フードバンクや子ども食堂などの情報は、テレビや新聞で見かけるだけで具体的な内容までは知らなかったので、今回知ることができてとてもよかったです。

理事長の原田さんの地域で親子を孤立させないという目標と市内132の小学校区に子ども食堂を作りたいという言葉が心に残りました。

Event informationおすすめのイベント情報