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2022年02月08日

『「ゲノム編集食品って、なに?」~新たな育種法で作られた食品について』を開催しました

  • 目標1:貧困をなくそう
  • 目標2:飢餓をゼロに
  • 目標14:海の豊かさを守ろう

1月24日(月)コープ九州品質管理部部長の永渕孝則さんを講師に、『「ゲノム編集食品って、なに?」~新たな育種法で作られた食品について~』を、組合員30名、スタッフ7名、計37名の参加で開催しました。

前半は、品種改良の歴史や課題、遺伝子やゲノムといった用語の解説、世界的な人口増加や気候変動に伴う食糧問題(飢餓の拡大やたんぱく質クライシスなど)について話をしていただきました。後半は、新たな品種改良技術として注目を浴びているゲノム編集技術とはどのような技術なのか、また、国内における販売管理ルール、国に届出承認された商品の具体的な説明、ゲノム編集に関する最新研究動向などについても、わかりやすく説明をいただき、質問にも丁寧に答えていただきました。

以下参加者の感想です。(一部抜粋)

・とても分かりやすく説明いただき有り難うございました。ゲノム編集食品の必要性、遺伝子組み換え食品との違い、ゲノム編集技術について、また商品化されるまでの流れなどお聞きし、私自身としては安全性は高いなという印象を受けました。今後も勉強していきたいと思いました。

・今の農畜水産の生産現状などから、作物が足りなくなる今後の予測など、課題からの作物の技術の必要性もよくわかりました。ゲノム編集についても、丁寧な説明でよくわかり理解が進みました。病気のない、美味しい物が沢山出来るととてもよいことなので、デメリットがなく、安全なものであれば、使えるようになり、安価になれば広く広がって、更に技術も進歩していくのではと思います。私たちもさらに学んで選んでいくことを意識していかなければと思いました。ありがとうございました。

・何故ゲノムを進めようとしているのかがわかりました 効率という言葉が何回かでてきました。この10年効率のため、どんどん派遣にされ、賃金も働く誇りも削られだ、その結果、失われた10年と言われるぐらい日本の国力は低下、貧困女性の問題は目を覆うばかりです。食とは違うと言われるかもしれませんが、効率ばかり追っていって大事なものが失われる事はないのだろうか?なんとなく不安をおぼえました。

 

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