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2021年08月27日
平和学習講演会「核兵器禁止条約を知る~核兵器は禁止・廃絶できるのか~」をオンラインにて開催しました
平和・国際交流分野主催の平和学習講演会「核兵器禁止条約を知る~核兵器は禁止・廃絶できるのか~」をオンラインにて開催しました。
講師は、ヒロシマ・ナガサキの被爆者と航海をしながら世界中で平和の大切さを伝える活動(おりづるプロジェクト)を行っている「国際NGOピースボート」共同代表であり、2017年にノーベル平和表を受賞した「核兵器廃絶国際キャンペーン(ICAN)」の国際運営委員を務める川崎 哲(かわさき あきら)さん。講演会には役職員含め35名が参加しました。
今回の講演会のテーマでもある「核兵器は禁止・廃絶できるのか」について、講演の冒頭で「すでに核兵器は禁止された。そして確実に廃絶できる」という力強い言葉から始まりました。
2021年1月22日に発効した「核兵器禁止条約」では核兵器の非人道性を明記し、核兵器の禁止のみならず、実験や貯蔵、威嚇なども禁止していること(第一条)。
また、被爆者と核実験被害者への援助を行う義務や汚染された環境を回復する義務(第六条)についても定められているとの説明がありました。
川崎さんは、日本政府に対して署名・批准を求めると同時に、2022年に開催予定である第1回締約国会議に日本政府はオブザーバーとして参加するよう、みんなで声をあげていくべきとの発言がありました。そして、周りの人たちと話をしたり情報共有することが重要であり、SNSなどでも発信しながら仲間を増やしていきましょうと呼びかけがありました。
エフコープでは「日本政府に核兵器禁止条約への署名・批准を求める署名」活動に取り組んでいます。
以下のリンクよりオンラインでの署名ができますので、ぜひ多くの方のご協力をよろしくお願いいたします。
<参加者の声>
- 廃絶のための署名はもちろん、周りの人に核兵器はあってはならないものだと広く知らせることが大切だと思いました。
- 日本が何故批准しないのか理由がよく分かりました。核兵器が国民の安全保障になるという、政府の考えにはガッカリです。世論を高め、仲間を増やすことは、私たちにできることだと思います。まずは自分の身近な方から伝え広げていきたいと思うので、署名活動を頑張ります。
- お話しをSNSやわかりあえる方々と伝え合ったりしていくことが大切と思いました。また、署名などがあるときには協力していきたいと思いました。また、子どもたちや若い世代に聴いていただける機会作りが重要だなと思いました。
- 米国の核兵器の先制不使用に反対しているのは日本だったというのが衝撃でした。今の政権の考え方を伝えていきたい。自分たちの権利である選挙権を無駄にせず、よく考えて投票することが未来につながると信じて・・・
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