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2021年08月31日
中部ブロック活動委員会企画「沖縄とつながろう~子どものための平和学習~」を開催しました
中部ブロック活動委員会では、8月18日にオンラインで「沖縄とつながろう~子どものための平和学習~」を開催しました。
夏休み中の子どもたちもコロナ禍では旅行も難しいのではないでしょうか?そこで、コープおきなわさんに協力いただき、沖縄の子どもたちとオンラインでつながり、福岡や沖縄で起きたことを知り、「平和」について考えるきっかけとして、特に子どもたちに、戦争の悲しさや「平和」「命」の尊さを感じていただく場になればと思い企画しました。
福岡からは、朝倉郡筑前町在住の古賀由香利さんに朝倉市頓田の森で起きたお話しを中心に、陸軍大刀洗飛行場などの戦跡についてもお話しいただきました。沖縄からは、平和推進委員会のみなさんと子どもたちで、対馬丸記念館を訪れ紹介いただきました。
両方とも戦時中に子どもたちが犠牲になった悲しいお話しです。お話を聞いた後に「もし自分がその場にいたらどうする?」と問いかけ子どもたちに考えてもらいながら交流しました。子どもたちからは「何も考えられなかったと思う。自分が死ぬかもしれないと考えると焦ったりしたと思う」「戦争はしてはいけないと思う。いろんな人に聞いたことを教えたい」などたくさんの声がでました。
参加者アンケートに「今まで(コロナ禍以前)なら現地から人を呼んで、会場に人を集めて・・・というのが普通で、Webやリアルタイムでつながろうという企画はそうそう浮かばなかったと思います。これからもこういうつながる企画があると良いですね」とありました。まさにそのとおりで、現地に行けないけどリモートでつながることはできるし、同じ学習を行いリアルタイムで交流できることはとても有意義でした。
<参加者の声>
- はじめて福岡などでも戦争があったことを知りました。対馬丸にのっていた子どもは、つらかったと思います。
- 小さい子から、お年寄りまでのたくさんの人がなくなってしまった。これをきいて、とてもいけないと思った。命は一人一つだから。
- 戦争はいけないこと。いろんな人に伝えたいと思う。
- たくさんの子どもたちの笑顔が見れてよかったです。ファシリテーターの方のまとめの工夫が勉強になりました。とても素晴らしい企画でした。
- 頓田の森も対馬丸も、名前と内容(子どもが犠牲になったこと)は知っていましたが、実際にはほぼ名前しか知らなかったんだな…と痛感しました。どちらの話も感情のこもった語りでぐっときました。特に沖縄の「みんなこんなに笑顔だった」と写真を背に子どもたちに語られていたところが、印象に残っています。
- 質問を投げかけられた子どもが、しっかり自分の考えを答えていました。大人と子どもたちが一緒に参加できるZoomも良いなと思いました。
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