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2021年02月16日

「今私たちにできること~子どもの貧困問題と食品ロスを考えよう~」をオンラインで開催しました

中部ブロック活動委員会では、1月26日に、子どもの未来アクションアンバサダー上野清美(うえのきよみ)さんと、福岡県フードバンク協議会事務局長の向居秀文(むかいひでふみ)さんを講師に、オンラインで学習会を開催しました。


前半は上野さんより貧困をはじめとする子どもの問題について、日本生協連が全国の生協と一緒に取り組んでいる『子どもの未来アクション』(2019年~3カ年計画)をもとに、現場の声を動画を交えてお話しいただきました。後半は向居さんからフードバンクやフードドライブの基本的な説明や、福岡県フードバンク協議会の設立から、エフコープのとりくみなど、具体的にお話しいただきました。


企画当初は、サテライト会場も準備し進めていましたが、福岡でも新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言が発令され、講師も参加者も運営者も自宅など分散してZoomを使っての開催となりました。不安もありましたが、画面を通してダイレクトに講師のお話が参加者に伝わり、思いを共有することができたのではないでしょうか・・・。子どもの問題を社会の問題としてとらえ、私たちができることはなにかを考えるきっかけとなる学習会でした。


なお、子どもの貧困について学べる学習ツールをホームページ上で公開しています。ぜひご覧ください。



当日の様子(企画録画)を動画にてご覧いただけます。





「今私たちにできること講演会」ダイジェスト版(5分)





子どもの未来アクション(上野理事講演)(46分)







フードバンク(向居さん講演)(25分)




<参加者の感想>



  • 子ども自身がSOSを出さない、表面化しづらいという点に根深さを感じます。子どもにもプライドがあり、家族への労りや、現実を受け入れる辛さがあると思います。そのプライドを刺激しない支援というのは本当に高度なものだと思います。

  • フードバンク、漠然と分かっていたとりくみ内容でしたが、よりわかりやすく理解できました。この連携により、それぞれのフードバンク団体の円滑な運営、さらにロス削減に繋がっているんですね。

  • フードバンク、こども食堂は社会的にも関心を高めているものなので、エフコープがこんなに大きな役割を担っていることをもっとひろめたいです。本当に微力ですがどうしても我が家ででてしまうことがあれば、フードドライブに持って行くことかと思います。

  • 子ども食堂の活動を探すところから始めたいと思います。また、以前から気になっていた、エフコープ店舗でのフードドライブ活動にも行ってみたいと思いました。

  • 家の余った食材をフードドライブに持って行く(遠いけど)ことから始めたい。

  • “見えない貧困”について考えさせられました。

  • 漠然と何かしたいと思いながら行動に移せませんでしたが、自分に、できることを考えるきっかけになりました。

  • フードロスのお話はいろいろなところで耳にします。エフコープが積極的にとりくみをしているのを初めてきちんと聞くことができました。


<オンライン学習会についての感想>



  • 遠方の会場に出かけなくてもいいので、とても助かります。ただ、目が疲れて・・・

  • 初めの固まった画面より、参加者がみんなで顔出しして共有したかったです。

  • 1点物足りなかった事は、Zoomということで意見の交換ができませんでした(質問ではなく)。自身で考えるきっかけになったので、その幅を広げるためにも少しでも他の方の考えを聞きたかったです。今後の学習会で検討していただきたいです。

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