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2020年08月20日

「2020ピースアクションin ヒロシマ・ナガサキ」に参加しました

被爆の実相や平和の大切さについて学ぶとともに、次の世代への継承と核兵器廃絶に向けたとりくみを共有することを目的に、広島・長崎両県生協連と日本生協連の共催で「2020ピースアクションin ヒロシマ・ナガサキ」をオンラインで開催し、全国から100生協のべ6,000人が参加しました。


エフコープからは13人(事前登録者数)が参加しました。


■開催概要


今年度は新型コロナウイルス感染防止のため、現地への参集に代わり、動画配信・オンラインを活用した形式で開催しました。


分科会は、Web会議アプリケーション「Zoom(ズーム)」を用いた参加(質疑・意見交換あり)とその様子を配信するYouTube視聴で行いました。また2つの分科会では、グループワークも行いました。


毎年、全体集会の位置づけとして行っている「虹のひろば」では、YouTubeで広島長崎両市長のメッセージ・地元の中高生の活動を紹介する動画・被爆の証言・講演などを配信しました。


【1】ヒロシマ視聴型6企画(虹のひろば含む)・ワークショップ型1企画



  1. 開催日時:2020 年8 月4日(火)~8 月5 日(水)

  2. 開催テーマ:「ヒロシマの心をあなたへ~被爆75年平和への祈り~」

  3. 開催目的:
    ・「ヒロシマ」だからこそ感じる被爆者の思いを知ろう
    ・未来・次世代に平和な世界をつなげるために、私たち一人ひとりが行動しよう

  4. 内容:被爆者から証言を聴くオンライン証言会、広島の遺構・慰霊碑について解説動画を交えて学ぶオンライン碑めぐり等




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【2】ナガサキ視聴型6企画(虹のひろば含む)・ワークショップ型1企画



  1. 開催日時:2020 年8 月7日(金)~8 月8日(土)

  2. 開催テーマ:「戦争も核兵器もない平和な未来を被爆75 年~ナガサキの想いを継承し、日本・世界に広げよう~」

  3. 開催目的:「75 年前のきのこ雲の下の出来事」「被爆地ナガサキの想い」を継承・交流し、未来をつくる次世代が平和な世界でくらせるよう、私たち一人ひとりの行動につなげます。

  4. 内容:被爆者から証言を聴くオンライン証言会、平和の紙芝居等


また、特設ページでは、全国の生協の平和活動に関する写真展も同時開催され、エフコープも被爆体験証言集の取り組み写真を展示し、オンライン「虹のひろば」でも、それらの活動紹介を行いました。


各企画については、以下のページにて、8月21日(金)頃より順次見逃し配信(Youtube)を予定しております。





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【3】オンライン子ども平和会議


8月8日(土)には、未来の担い手である子どもたちが、「平和」について学び、考えてほしいという思いから、オンラインで「子ども平和会議2020」が開催されました。


そして、子どもたちが意見を出し合い、アピール文を発表しましたので、その全文を紹介いたします。


「2020年は、原爆投下から75年という節目の年です。核兵器禁止条約の批准国が3カ国増え、平和に近づいています。しかし、日本はまだ批准していません。新型コロナウイルスが広がっている中で、いろいろな人種差別が起こっています。


「今日8月8日、全国から子どもたちが集まり、オンライン子ども平和会議を開催しました。その中で、被爆者の方からお話を聞き、戦争の悲惨さや恐ろしさを知ってもらうこと、平和活動を続けて世界に平和の想いを広げること、そして次の世代につなげること。これらが大事である、という意見が出ました。


「『無関心』は一番よくないです。私たちは知るだけでなく、行動することができます。例えば、原爆資料館に行き、自分自身で本やインターネットを使って調べることができます。劇や紙芝居を使って、小さな子どもたちに伝えていくことができます。


「みなさん、小さなことから始めましょう。友だちに、優しくしましょう。原爆のことを調べて、周りの人や知らない人に自分の知っていることを伝えましょう。考えて行動に移しましょう。小さな力ですが、私たちの行動で平和へ導くことができます。これからも、平和について考えていきましょう。2020年8月8日 オンライン子ども平和会議 参加者一同」


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