コロナで困る大学生と東峰村の災害復興。それぞれの応援活動として・・・

「新型コロナウイルス」の感染拡大に伴い発せられた「緊急事態宣言」も解除され、「外出自粛」も段階的に緩和されるなど、感染予防と経済活動との両立が求められています。しかし、私たちエフコープと、さまざまな活動をともにしていただいている筑紫女学園大学様による「学生生活緊急実態調査」（回答総数1,723名）では、アルバイト経験がある学生さんの約7割が解雇やシフト縮小などの影響を受けられているということ。回復までには、時間を要するようです。

日常のくらしと、学業の継続に悩む同大学の学生のみなさまにお役に立てていただこうと、エフコープでは、「平成29年7月九州北部豪雨」災害で大きな被害を受けられた朝倉郡東峰村産の農産物・農産加工品を、同大学にお贈りすることとし、村のみなさまとも相談の上、お米：約150kg・じゃがいもと玉ねぎ：各300kg・村特産のしいたけを使ったレトルトカレー：約500袋や、梅干し・らっきょう漬けほか農産加工品：あわせて約150点をご用意。6月24日、村の第3セクター企業：（株）宝珠山ふるさと村の大坪 勝二 専務取締役と、つづみの里農産物直売所の高橋 弘展 取締役（同村議会議員・東峰村農援隊副代表）および、エフコープのスタッフで、そのお届けを行いました。

東峰村には、これまで、同大学の大西 良准教授をはじめ学生・教職員で構成される災害ボランティアのみなさまも幾度となく足を運ばれ、私たちとも一緒に活動を行っていただいていたこともあり、同大学の中川 正法 学長からも御礼のお言葉ともに、「今後も、お互い困ったときには支えあうことができれば」というご挨拶をいただきました。また、後日、学生のみなさまからは、御礼をはじめ、村のみなさまへのメッセージをたくさんお預かりしました。

今回のとりくみは、福岡県共同募金会様が、福岡県社会福祉協議会様などのご協力により取り組まれる「赤い羽根 新型コロナウイルス感染下の福祉活動応援全国キャンペーン」の一環による助成を受けて実施できました。おかげさまで、大学生と東峰村のみなさま双方のお役に立つことができましたこと、この場を借りて、御礼申し上げます。