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2019年12月23日

西部ブロック活動委員会主催「プロのクリーニング師が教えるワンランク上のおうちクリーニング」を開催しま

西部ブロック活動委員会


11月28日、西部ブロック活動委員会では、TNC放送会館(福岡市早良区)にて、有限会社明治屋クリーニング法人営業部マネージャーでクリーニング師の福留裕司さんを講師にお迎えし、クリーニング講座を実施しました。


まず、一生のうちで洗濯に費やす時間はどのくらいでしょう?とご質問があり、答えは、なんと「18,000時間!!」(9,000時間が洗濯そのものにかかる時間、もう9,000時間が畳む・仕分ける・しまう時間だそうで、9,000時間=375日。一生のうちの実に1年以上を洗う作業だけに費やしていることになるという驚愕の事実を教えていただきました。


衣類の洗濯タグ表示について教えていただき、2016年12月に国際規格に変わり、22種類からほぼ倍の41種類に増えましたが、表示をきちんと読みとることで、家庭洗濯の失敗を防ぐことができます。




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しみ抜きを実演。みんなで、「マグカップしみ抜き」をしました。


用意するもの


(1)体の酸素系漂白剤、(2)食器用洗剤(液体)、(3)歯ブラシ、(4)マグカップ(口の広いもの)(5)お湯(90度以上やけどに注意!)、(6)小皿


「マグカップにお湯を6~8割程度いれ、カップの上にシミが付いた服を置き、小皿に入れた液体漂白剤を歯ブラシを使い、シミの回りから塗っていく。10秒ほど待ち、歯ブラシでカップに生地を漬け込み混ぜる」


取れていくシミに「すごいね」「わー取れた」など歓喜や歓声が上がりました。




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さらに、今回はCO・OPマークすべての洗剤を試していただいた上で講師の福留さんのおすすめは「セフター漂白剤入り粉末タイプ」、高コスパの上、液性が弱アルカリ性で、衣類の汚れのほとんどが「酸性」なので、「アルカリ」が汚れを中和するとのことです。粉の方が汚れを落とすそうです。


また、汚れを一番落とす働きをするのが「水」であること、すすぎは2回以上行った方が良いとのこと(水の中や洋服の中で洗剤が残ったりするそう)です。ちょっとひと手間で、洗濯効果を最大限に引き出すコツとしては、「洗濯液」を作ることを教えていただきました。「最低水位まで注水(ぬるま湯がベスト)し、規定量の洗剤を投入し、洗濯ものを入れずに3分運転、撹拌させ、洗濯ものを入れ、全自動で注水、運転開始」することで、洗浄効果がアップするそうです。科学的見解も簡単に入れながらの実習で、日々の洗濯に向き合うことが楽しくなる講座でした。




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<参加者の声>



  • 実演があることで、具体的に効果がとてもよく分かりました。今後の洗濯が楽しくできそうです。

  • まちがった洗濯の仕方をしていたなぁとすごく思いました。どうしても洗濯機と洗剤に頼っての洗濯だったので、シミ汚れなどはひとつずつきちんと落として洗おうと思います。

  • 酸素系漂白剤(粉末)を買おうと思いました。

  • 今まで知らなかったことばかりで大変役に立ち、今日からさっそく活用させていただきたいと思いました。

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