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2019年08月14日
「ふくしまっ子応援プロジェクト9~思いっきり、九州の夏!!~」を開催福島の子どもたちを九州(大分・佐
組合員理事 山下泰子
福島県相馬郡新地町の3つの小学校の5・6年生18人と先生3人の計21人をお招きし、7月20日から7月24日までの5日間、大分、佐賀、福岡の3県でさまざまな遊びや体験を通じ自然や地元の方とふれあい九州の夏を楽しんでもらいました。
子どもたちに、九州の大自然の中で、身体を動かし、地元の人たちとふれあってもらおうと、大分県社会福祉協議会を中心に、大分県ボランティア連絡協議会、コープおおいたなどが取り組んでいる「ふくしまっ子応援プロジェクト」にエフコープは2014年から参画、2016年からはコープさがも参画し、九州3県でのとりくみになりました。
■7月20日(土)
午後、福岡空港に到着した子どもたちを、「ようこそ!!ふくしまっ子のみなさん!!」のエフコープお手製の横断幕でお出迎え。その後佐賀へ移動しました。
21日・・・吉野ヶ里歴史公園「勾玉作り」、午後、大分に移動
22日・・・海水浴、アクアビート
23日・・・水族館「うみたまご」
■7月23日(火)
大分から午後朝倉郡東峰村に到着。東峰村ツーリズム協会の方の案内で、平成29年7月九州北部豪雨の被災地を視察しました。子どもたちは災害当時の話や被災地の災害の説明に聞き入っていました。その後、東峰村応急仮設住宅で小石原焼き窯主の指導を受け陶芸をしたあと、輪投げやボーリングや魚釣りなどミニ夏祭りで楽しんでもらいました。
夕食は土砂降りの雨となりましたが、テントの中TEAM熊本の方たちが作ってくれたウエルカムBBQと浪江焼そば、そうめんなどを、たくさん食べていました。夕食の後は雨も上がり、子どもたちが復興への応援とお礼にと「よっちょれ」という踊りを披露してくれ、仮設住宅の方々は子どもたちにお菓子をプレゼント、笑いや歓声いっぱいの交流となりました。
一昨年は、プロジェクトの旅の途中で子どもたちから被災地に募金をいただき、福島と九州の絆を感じることができました。そして昨年と今年は直接交流することにより、一層絆が強くなったように思いました。
■7月24日(水)~最終日です~
東峰村から糸島市に移動。昨日と変わり、とてもお天気が良く地引網日和です。ボランティアの方やエフコープの役職員も参加し、みんなのかけ声のもと、おとなも子どもも一緒になり「よいしょ!よいしょ!」と網を引きあげていくとみんなの歓声が・・・。網の中は大漁です。昼食にとれたばかりのお魚を刺身にしてもらい感激しながら食べていました。
午後は、大宰府展示館、大宰府政庁跡を散策、「令和」ゆかりの地・坂本八幡神社に参拝しました。その後、福岡空港でお別れ。子どものお別れの言葉と一人ひとりの顔を見ると目頭があつくなります。そして帰路に着きました。
福島県での復興はまだまだです。子どもの笑顔が見られますように、エフコープはこれからも「いつもそばに、ずっとそばに」を合言葉に支援の輪を広げて行きます。
最後に期間中たくさんの方々のご協力により「ふくしまっ子応援プロジェクト9」を実施することができました。本当にありがとうございます。この場を借りて、ご報告とお礼とさせていただきます。
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