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2025年10月15日
「親子で川のおそうじ活動とカヌー体験」を開催しました【南部ブロック活動委員会】
開催日/2025年9月28日
9月28日、筑後川防災施設「くるめウス」と南部ブロック活動委員会の共催で「親子で川のおそうじ活動とカヌー体験」を開催しました。
講師はNPO法人筑後川流域連携倶楽部の川嶋 睦己さんで、参加者は大人14名(スタッフ含む)子ども10名の24名でした。
今年5月にも同じ企画を開催しましたが、筑後川の増水のためカヌー体験ができませんでした。今回はリベンジとしての開催でしたが、またもや天候不良で参加者の安全を考慮し、カヌー体験は中止となり、川のおそうじ活動をしながら筑後川周辺の防災設備を見学し、館内では田んぼダムの学習会を行いました。
川のおそうじ活動では、堤防を歩きながらごみを拾い、道中にある豪雨時に備えた施設の排水機場や川の増水に備えた水門などの説明を受けました。県南地区は豪雨に見舞われることが多いため、施設を充実させて豪雨に備えていることがわかり、これらの施設がきちんと機能を果たすためにも川のおそうじ活動はとても大切で必要なことを教わりました。
その後、くるめウス館内で「田んぼダム」の仕組みと効果について実演を交えて学びました。「田んぼダム」は調整板などの簡単な器具を水田の排水口にとりつけることで、大雨時に雨水を一時的に貯留し、排水量を抑えて周辺の農地・集落の浸水被害を軽減できる仕組みで、多大な費用と時間をかけて大規模な施設を造成する必要がなく、安価ですぐに効果が発揮できることを知りました。実際に模型を使っての「田んぼダム」の説明は子どもたちにもわかりやすく学ぶことができたようです。
カヌー体験は中止になり残念でしたが、川をおそうじすることの意義や「田んぼダム」のことを親子で学び、日常の中にある防災設備に触れることができ貴重な時間を過ごすことができました。
参加者の感想<一部抜粋>
(大人の方の感想)
- 実際に水門を見て、水害の対策が身近に感じられました。
- 水門をじっくり見たことがなかったので参考になった。
- 水害防止策(水門)の話が聞けて、おもしろく参考になった。
- 町を守る建物が作られていることを知ることができてよかった。
- ポンプや川に作る壁の話が参考になった。
- 水門の役割が学べた。
(お子さんの感想)
- どんなごみがあったか、おうちで話したい。
- ごみがたくさんありました。
- 田んぼダムが安く作られることにびっくりした。
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