エフコープ

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りんご館からのお知らせ

  今回紹介する器具は、「ガスバーナー」です。

みなさんは理科の実験で使ったことがありますよね。

つけ方は覚えていますか?

 

微生物検査におけるガスバーナーの役割は主に2つあります。

1つ目は、ガスバーナーの周りを無菌状態にすることです。

IMG_5019微生物検査をする中で、空気中の菌が落下して食品や培地などに付着してしまうと、正確な検査ができなくなってしまいます。

それを防ぐためには無菌状態で作業をしなければなりません。

そこで、ガスバーナーを使うことで、火の周りに上昇気流を発生させ、空気中のほこりや菌の落下による付着を防ぐことができます。

 

2つ目は、ハサミなどの器具や、試験管口などを滅菌することです。

IMG_5020ガスバーナーの火の中に入れることで、付着した菌を炭化させ、菌の混入を防ぐことができます。

 

このように微生物検査におけるガスバーナーは、菌の混入を防ぐ重要な役割があります。

 

ちなみに今は、ガス栓がいらない、携帯ガスボンベ式のガスバーナーもあるんですよ。

IMG_5022                    (M・Y)