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雑観
2021年06月11日
コロナウイルスの陰で 「高病原性鳥インフルエンザ」
2020年1月頃から1年以上新型コロナウイルスとの闘いが続いている中、陰に隠れて猛威を振るっているウイルスがあります。
それは、「高病原性鳥インフルエンザ」です。
鳥インフルエンザウイルスは鳥を介して人やそのほかの動物に感染する恐れがあると言われています。さらにその感染をきっかけに鳥や動物から人、そして人から人へと感染する恐れがあり、この感染が始まると、新型コロナウイルスのように感染拡大する可能性があるので、注意されています。
そのため、鳥の飼育場で1羽でも鳥インフルエンザの発生がみられると飼育場内の鳥がすべて殺処分されます。一事例で数百から百数十万もの鳥が殺処分されることになります。
2020年度は鳥の飼育場での鳥インフルエンザの発生は52件発生しており、それが2020年11月~2021年3月の半年間で起こっています。
(鳥インフルエンザは野生動物(特に野鳥)が原因となっており、感染した野生動物も多く死亡しています。)
(農林水産省 https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/r2_hpai_kokunai.html)
一時期エフコープで取り扱う「産直さくらたまご」が品薄になっていたことはご存知でしたでしょうか?
実はこのインフルエンザによる影響でした。
ただし、さくらたまごの養鶏場での発生が原因だったわけではなく、発生があった養鶏場と同じ市内にあったため、卵や鶏の移動ができなくなってしまい、さくらたまごが品薄状態になってしまいました。
別の養鶏場であっても、近くであることから出荷停止を行わなければならないこともあるので、その被害は非常に大きなものになります。
このようなウイルスとの闘いもコロナ禍の陰で起こっていたのです。
(Hana-m)
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