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りんご館からのお知らせ
微生物検査
2026年06月23日
微生物検査の裏側 【第1回】検査室の主役『シャーレと菌』
みなさんこんにちは!
今月から「微生物検査の裏側」をご紹介していきます!
普段はなかなか入ることができない検査室の風景や、私たちが日々向き合っている「目に見えない世界」を、写真と一緒にご紹介していきます。
第1回のテーマは、私たちが毎日使っている「シャーレと菌」です!
■ そもそも「シャーレ」って何のためにあるの?
みなさんは「シャーレ(ガラスやプラスチックの丸い平皿)」を見たことがありますか?
りんご館では、お届けする食品にお腹を壊す菌などがついていないかを調べるため、このシャーレを毎日たくさん使っています。
菌はそのままでは小さすぎて、高性能な顕微鏡を使っても見つけることができません。
そこで私たちは、シャーレの中に菌の大好物(栄養分)で作ったゼリーのような「培地(ばいち)」を敷き詰め、菌にとって一番快適な温度の部屋(インキュベーター)で1〜2日ほど、あえて「増やして(培養して)」あげています。
■ 目に見えない菌が「カタチ」になる瞬間
「菌を増やすなんて、ちょっと怖い!」と思われるかもしれませんが、これが検査の重要なステップです。
最初は1個だった目に見えない菌が、栄養を食べて何億個、何兆個にも大増殖すると、やがてポツポツとした「コロニー」と呼ばれる小さな塊になります。
こうなって初めて、私たちの目で確認できるようになります。
実は、菌の種類によって、このコロニーの色(黄色やピンク、白など)や形、さらには育てる培地の種類まで全く違います。
私たち検査スタッフは、菌の数、種類を厳しくチェックしながら、「安全基準がしっかり守られているか」を毎日見極めています。
りんご館では、検査のためにあえて菌を「増やして」いますが、ご家庭のキッチンでは「菌を増やさないこと」が食中毒予防の鉄則です。
これからの季節、気温や湿気が上がると、キッチンにほんの少し残った食品の水分や汚れをエサにして、菌たちがシャーレの中と同じように「増殖スイッチ」を入れてしまいます。
「使った調理器具はすぐ洗って乾かす」「食材は早めに冷蔵庫へ」を意識して、菌にエサと快適な温度を与えないようにしましょう!
これからも、組合員のみなさんの「安全・安心」のために、鋭い目と誠実な心で検査に励んでまいります。
次回の裏側もお楽しみに!
(M.Y)
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