エフコープ

みなさんこんにちは。

今回は、異物検査についてご紹介します。

りんご館では組合員から異物混入のお申し出があった場合、異物検査を実施しています。

 

異物とは「生産や販売での不適切な取扱いによって、食品中に混入した有形外来物」と定義されています。

 

簡単に言えば、商品に入るはずではないのに入ってしまったもののことで、例えば虫や毛、こげ、カビなどです。

 

検査の種類(一例)

  • 顕微鏡観察…異物は比較的小さいので、拡大して観察します。
   

顕微鏡で拡大

   
  • 化学反応…・試薬を使って、色の変化などで含まれる物質を確認します。
   

植物の構成成分が含まれていると赤く変化

   
  • 遺伝子検査…DNAを調べてどんな生物なのか特定します。
  • 元素分析…金属や石、ガラスなどに含まれる元素の割合を調べます。例えば、金属が鉄なのかアルミなのかなどを推測することができます。

 

りんご館では、主に顕微鏡観察や化学反応を用いて異物が何なのかを検査しています。

次回は、実際の異物検査の事例を紹介したいと思います。

お楽しみに!                                (M.Y)