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2024年03月29日

【テーマクラブ「辺野古クラブ」主催】平和学習会 「もっと知ろう沖縄を…」   シリーズ第8弾 ~宮古島の子育てママたちと語ろう“平和”について~     開催しました。

  • 目標16:平和と公正をすべての人に

2月27日、「『平和学習会』~宮古島の子育てママたちと語ろう“平和”について~」を、八幡西区域委員会、若松区域委員会共催で開催。参加人数は、オンライン22名、ホスト会場(くらしHOT館)20名、サテライト会場(折尾店)20名、総勢62名でした。(講師、スタッフ含む)

当日は、宮古島在住で、仕事を持ちながら子育て中のママ(楚南さん、石嶺さん)お二人より、現地(宮古島)で起こっている軍備拡大の実状をとてもわかりやすくお話しいただきました。

宮古島は、主にパイナップルやサトウキビなどの第1次産業を生業としている自然豊かな島ですが、2015年度より安全保障を掲げた自衛隊配備が、住民に十分な説明もなく進められています。それにより島民は、民家の近くに(5mのところも)ミサイル、弾薬庫、レーダー等、軍備拡大のための施設が建てられていることで、日々のくらしへの影響、最悪の場合は島外避難という選択を強いられること、そしてそのことにより住民の分断など、残念ながら本土では伝えられていない厳しい現状を知ることができました。

参加者からは「知らなかった」「今日参加して良かった」「南西諸島のアニメ動画拡散しますね」などの感想をいただき、あらためて情報の発信や共有が大切ということを感じました。ぜひ、YouTube「南西諸島のミサイル基地配備問題」をご覧いただき、国が進めている軍拡の実状を知っていただきたいと思います。

『平和は私たちのくらしの礎です。平和は当たり前にあるのではなく、私たち一人ひとりが思いを持ってつくりあげていかなければなりません。』 (エフコープ平和・国際交流方針より抜粋)

*質疑応答(画面キャプチャ)*

*ホスト会場(くらしHOT館)の様子*

*サテライト会場(折尾店)*

≪参加者からの感想を一部紹介≫

■沖縄の宮古島で何が行われているのか、福岡に住む私たちは何も知らされてなく申し訳ない気持ちです。知らないと何もできず国の思うままにされてしまう。本当に恐怖です。こうやって学習することで知ることの大切さが分かりました。

■お話しを聞いて、今まで無知だったことが申し訳ないと思った。不安の中で生活をしている人たちが同じ日本で暮らしていることを同じ子を持つ母親として、子どもの未来を守る大人として、知らないといけないし、一緒に考えていかなければならないことだと思った。

■基地のそばで暮らしている方と、比べようもありませんが、何も知らされないで暮らしている人との温度差を感じました。クラブの方のお陰で知ることができ、ありがとうございました。

■軍事化していく様がリアルでした。この辺りも今は オスプレイの騒音が…事故が…等で 騒ぎになっているように見受けられます。そういう意味で報告の中で使われたアニメはわかりやすく国防策に目を向けることができます。楚南さんの母親目線が印象的でした。

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