イベント・活動

イベントレポート一覧
- つどい・交流
- 知る・学ぶ
- 講演会
- 食のとりくみ
- 福祉のとりくみ
- 食・産直
- 学ぶ・楽しむ
2022年10月25日
【食分野】アニマルウェルフェア(AW)ってなんだろう? 「アニマルウェルフェア(AW)とわたしたちの食生活」を開催しました!
AWについての学習会(表題企画)を実施しました。 まだまだ日本では認知されていない言葉ですが、AWに関与する立場・視点や考えによっては、その捉え方はいかようにも変化している事が欧米の動向から見えています。 昨今の為替動向や企業物価指数の上昇から産地においては経営への影響も大きく、また世界レベルで畜産業からの温暖化ガス排出が懸念される等、非常に厳しい状況下にあります。そんな中、AW導入は事業メリットがあるのか、はたまたデメリットとなるのか、畜産業界の中でもまだ取組みの浅いAWについて、エフコープでは『最近耳にするAW(家畜福祉)って何でしょう? 生協の産直畜産品との関係や、わたしたちのこれからの食生活にどんな関係があるのでしょう。先進の欧米と日本の現状や課題。生産者含む関係者それぞれの捉え方について学び、これからの食生活について改めて考える機会とするための企画です。』としてオンラインとサテライト会場4ヶ所にて開催し、47名が参加しました。
アンケート(23件の回答)から
1.AWについて聞いたことがありましたか?⇒77%が以前耳にしたことがある。
2.今回の学習会はいかがでしたか?⇒83%「理解が深まった」と回答ありましたが、他は難しいと感じられたようです。
【実際のアンケート】
🔸楽しみにしていましたがパソコンの不具合で参加出来ずとても残念でした。ですが事前に送って頂いた資料で勉強させて頂きました。それに諦めなかったので、質疑応答の所から入る事が出来、皆さんの意見や講師の話しも聞くことが出来ました。本当にありがとうございました。食してる動物の環境状態や管理する側の生活や思いなど知らなかった事に思いを寄せる事が出来てとても良かったです。人間も動物もストレスが1番いけないことも実感しました。これからは安全安心はもちろん大切ですがその奥まで意識していきたいと思いました。ありがとうございました。
🔸偏りのない視点での学習会で、とても勉強になりました。地球温暖化で、生産現場のCO₂排出量が問題視される様になってきているのがとても気になります。
🔸冒頭に今回の学習会の目的やスタンスを明確にしてくださったことで、片寄った考え方におちいることなく、情報を得ることができました。具体的なAWの内容で鳥が一番安価なのに一番コストがかかるとは…びっくりでした。
🔸考えさせられる学習会でした。動物愛護とAWを区別して理解する事が大切だとおもいました。AWを考える上で、目的を達成するならば、今の形を完全に変える必要もないのではないか、との疑念も浮かびました。強制換羽から誘導換羽が推奨されているとの事でしたが、こういった変化に対しての研究は国がある程度研究したものが畜産農家さんに技術てきに共有されているのでしょうか?お話の中で、研究費もコストであるとの意見が気になりました。また、グラスファーミングについて質問に上がっていましたが、これはAWと飼料高騰への対応策にはなりますか?取り組みが実を結ぶといいな、と思いました。
🔸アニマルウェルフェアについて内容が分かり、理解が深まりました。日本の生産者に取り入れる場合、いろいろな課題もあることがわかりました。
🔸AWを進めていくためにはやはり国が主導の舵をとり、進め方や補助金などを示してもらわないと難しい問題ではないかと思いました。畜産農家さんは365日のお世話、コスト負担、後継者問題と尽きない中で、更に動物にストレスをかけない飼育をとなれば小規模農家では厳しいのではないでしょうか?
🔸後半には「タンパク質クライシス」のお話もしていただき、将来世界が肉の奪い合いにならないような対策を考えていかなければならないですが、今の私にできることは食の学習で多くの知識を得ることしかできないので、井ノ上さん本日は貴重なお話をありがとうございました。
🔸わかりやすくお話をしていただき、ありがとうございました。AWは家畜への配慮という視点では良い取り組みに思えても、生産者にとってどうなのか、消費者の嗜好や価値観もあわさると、なかなか難しい中で、消費者として、組合員として、これからも学んでいきたいと思いました。
🔸これまでの生産者との交流の中でも、ココはAWに配慮してるんだな〜と思えたりする生産者の取り組み内容もあるので、そういうところは、しっかりと受け止めていきたいと思いました。
🔸ゲップの話も出ていましたが、昨夜からニュースで、ニュージーランドのゲップ税について、プッシュ通知がきました。また、今朝は保育園児が田んぼでいなごを捕まえて、お店で佃煮にして販売などのニュースもありました。井ノ上さんのお話を聞きながら、色々考える機会となりました。
🔸5つの自由は、強く主張すると、相反する商品の差を浮き彫りに、疑問符が出るので、バランスが大事だと思いました。
🔸今回、先生のお話がとても面白く、砕いて話していただけたことから、とても理解がしやすかったです。愛護とAWの違いや、安心安全の言葉の裏のことも知ることができ、これからの商品選びにももっとちゃんとした知識で臨んでいかなければならないなと思いました。ありがとうございます。諸事情により画面オフで参加させていただきましたが、聞くことができてよかったです。
🔸これからもっと勉強していかないといけない内容なのかな。と思いますのでまた学ぶ機会があれば参加したいです
🔸AWでは動物にストレスを与えないようにと言うが、去勢等する事で動物はストレスを感じるのでは無いかと、矛盾を感じた
🔸世界では貧困層の方達の収入源と栄養源になっているものを、株価に影響があるからと、企業が動き、無理な事をお願いすれば、生産者さんは厳しいでしょう。値段が高騰すれば買える人買えない人の格差を招きます
🔸動物にストレスを与えないことを重視した事により、人間がストレスを感じ収入も栄養も生活事態も苦しくなる人がでてくるのなら それは大変な事、もっと、AWも人間も動物も皆が、助かるような道を考えなければならないのではと…感じました。それに日本もこれからいろんな問題がどんどん出てくるのでしょうね。
🔸井上さんのお話はとてもわかりやすく、説明も上手で、問題点や、理解できる点もよくわかりました。声もはっきりと聞こえてとても良かったです
🔸私はAWの文字を見たり聞いたことはありましたが、ここまでの内容を真剣に学習したことが無かったので、とても驚き、怖いような複雑な気持ちでした。しかしながら現状の問題点などを聞くことができたのは良かったです!これからもっと学習したいと思いました。
🔸AWについて漠然としていたものから、今日の学習会で考え方について理解が進みました。私たち人間は、遥か昔から動物をいただいてき生きてきました。消費者としては、飼育などの情報より、商品の安心、安全、適正価格に関心があります。命をいただいてきたという思いはありますが、その動物がどんな環境でどう育てられたかは、考えていませんでした。ペットとは区別しますが、報道でみた鶏の運搬時のゲージからの脱走の映像は、ショックでした。あの様に詰め込まれ運ばれ一生を終えたものをいただいていたかと思うと・・・・AWについては、生産者にコストなど負担をかけることを学びました。まだまだAWの認知は、これからです。生協として、組合員として、多くの消費者とともに考える場が広がっていくと良いと思いました。
🔸ズーム参加でしたが、司会の方の顔が見えなかったり、声がはじめと質問や最後の方が聞こえない事がありました。井ノ上さんの声は全部聞こえたのでよよかったです。AWについて、とてもわかりやすくて、時間は予定オーバーでしたが、井ノ上さんの話はずっとききたかったです。偏りのない視点で生産者を応援できることが生協ならではの支援というまとめにすごく共感しました。どうもありがとうございました。
🔸あまり偏った考えで人に押しつけるような行動をしないことが大切だと思いました。日本に合ったAWでありたいと思います。
🔸AW初めて聞く言葉でした。メリットデメリット両方のお話を聞くことができ、とても興味深かったです。ある採卵鶏農家のホームページよりの所では、他の商品でもよく耳にする様なうたい文句が…日頃の商品選びでも気にかけたいと思いました。海外でのAWの動きが加速しているという話は、もともとAW自体知らなかったので驚きでした。今後日本がAWに対してどの様な取り組みをしていくのか、消費者はどのような影響があるのか、日頃からアンテナを張って気にかけて行きたいと思いました。
🔸エフの方向性ではないとはいえ、食生活のほとんどをエフで賄っている者としては、やはり重ねてしまいます。辿ってきた食文化や環境が異なるなか、持続可能な未来のため世界で同じ方向を向くのは大事ですよね。途中司会の方の声が全く聞こえていませんでした。
🔸本日は、ありがとうございました。 AWについては、何となく理解していましたが、やはり、立場によって感じ方はそれぞれかなぁ~と思いました。生産者の方の事を考えれば大変だと思います。それぞれの価値観で判断するしかないのかなぁ~と改めて考える機会になりました。
🔸国の対応、生協の対応がまだ決まってない状況とのことでしたが、動物も良い環境で育つのは当たり前とは思います。利益優先がどこまで許されるのか難しい事ですね。
🔸食文化の違いがあるので、世界統一は無理があると思うが、仕方ないのかな? 家畜とペットの区別も難しい
🔸AWは欧米では進んでいるのですね。日本は、農業や酪農などへの国の援助がとても脆弱なので、指針を出しても大きな年月と費用がかかるのではと思いました。 AW、あまり突き進んで行くと矛盾が大きくなると感じました。
🔸理解できないというより、悩ましい。自分の生き方、考え方をしっかり持つことだと思いました。商品利用=生産者=F C OOP信頼し合うしかないのかな?
🔸初めて聞いたので、今後自分がどのような行動をとればいいのか、悩みました。キチンと食べ物に興味を持たないといけないなと思いました。給料が上がらないので、安いものを買わざるを得ない現状。子どもたちには良いものを食べさせたいけど
Event informationおすすめのイベント情報
情報をおさがしですか?