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2021年12月14日

オンラインふくしまの旅を開催しました!

エフコープでは2013年度から、東日本大震災・福島第一原発事故により大きな被害を受けられた福島県内を巡り、実際に現地を見て・聞いて・交流して学ぶ旅「福島訪問の旅」を実施しています。

しかし、2020年から、新型コロナウイルス感染症の拡大により、やむを得ず中止に・・・「震災・原発事故から10年」を迎えた今年、組合員からのご要望も寄せられ、なにかできないか?と思案。オンラインを活用して福島に思いを馳せることができたらと、「オンラインふくしまの旅」を企画・開催し、46名の方々にご参加いただきました。

まず、最初は、これまでの「福島訪問の旅」でも訪れていた福島県浜通り地方と相馬郡飯舘村内の2013~2014年当時の写真も入れながら今の様子を収録したVTRをご覧いただきました。道中には、いまだ、帰還困難区域となっている地域の様子もあり、「涙が出てきました」という感想も。

そして、福島県北地方の特産品で冬の風物詩ともいわれ、原発事故により一時は加工が自粛されていた「あんぽ柿」の復興(生産再開)の様子の動画、エフコープとも友好協力協定を締結していただいている、JAふくしま未来様の女性部メンバーによる約5分間の「かあちゃん直伝クッキング」のVTRをご紹介。そしてJAふくしま未来様から、「あんぽ柿」の特徴や説明などをお話して頂きました。

その後、オンラインで参加されている組合員から質問や感想などをお寄せいただき交流を行いました。最後には、「おいしく食べて復興応援」チラシや「アルプス処理水海洋放出に反対する署名」のご案内を行いました。

また、今回は今までの「福島訪問の旅」でお世話になった、みやぎ生協(ふくしま県本部)のみなさまにもオンラインにてご参加頂きました。福島と福岡、直線でも1000km以上の距離がありますが、こうやってオンラインでつながり、久しぶりにお互いのお顔を拝めましたことを喜びあえました。

<参加者の主な感想>

  • 半年後のこどもの誕生を心待ちにしていた時に、信じられないような映像を見て、愕然としたのが忘れられません。月日の経つのは早いもので我が子は十歳になりましたが、今回のオンラインの旅で実際の状況を見ると復興はまだ路半ばだと感じました。震災を風化させないように語り継いでいくことが大切だと思います。
  • 福島の現状を伝えていただきありがとうございました。10年経ってかなり復興は進んでいるように思いますが、映像の中には10年前と全く変わってない場所もいまだにありそこだけが時が止まっているように見えました。山積みになっているフレコンバックが壁のように立ちふさがり、まだまだ復興のみちなかばであると感じました。
  • 復興応援、何ができるかを考えた会でした。次世代にも伝えていくことが大事!!まだ道のりが長い復興支援、先が見えない不安、当事者にしかわからない不安、そして不満、全部分分かち合うことはできないけれど、ふくしま、そして東日本大震災をわすれない。いろいろと考えさせていただきました。
  • 現地に伺い自分の目で見ることも大切ですが、オンラインだからこそ短時間に多くの地域を見ることができて良いと思いました。
  • 今はコロナ禍で東北へ行くことは難しいが、オンラインだからこそ参加できたので良かった。あんぽ柿の講座も勉強になり、紹介されたレシピも試してみたい。

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