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2019年12月11日
西部ブロック活動委員会主催 「身近な食材で手軽で簡単!時短!体にやさしい薬膳料理」を開催しました
西部ブロック活動委員会
11月22日、福岡市健康づくりサポートセンター あいれふ(福岡市中央区)にて、笠 真紀子さん(栄養士・フードコーディネーター)を講師にお迎えし、「身近な食材で手軽に簡単!時短!体にやさしい薬膳料理」を開催しました。参加者は37人でしたが、今回は応募多数で予定より定員を増やしての抽選となりましたので、大勢で賑わいのある講座となりました。
まず、家庭で身近に取り入れられる薬膳料理の調理実習を行いました。調理実習では、(1)クコの実と鶏肉の胚芽米がゆ、(2)白和え(厚揚げでアレンジ)、(3)サーモンの旨煮、きんぴら蓮根添え、(4)とろとろ味噌汁、(5)ごま汁粉の5種のレシピを学びました。薬膳食材としては、(1)に「クコの実」、(2)に「竜眼」、(3)に「八角と松の実」を使いましたが、それ以外は、エフコープで購入できる身近な食材ばかりでした。出汁に使った煮干も佃煮にしていただきました。
出汁をとった煮干で作った佃煮と竜眼
松の実
きんぴら蓮根とサーモンの旨煮
本日の薬膳料理5品
次に、薬膳のお話では、「陰」と「陽」があることを学びました。体質としても、「熱タイプ」、「冷えタイプ」、「血不足タイプ」、「血行不良肩こりタイプ」、「気めぐり不良タイプ」、「気不足タイプ」があるそうです。夏には陰の食材(トマト、なす、きゅうりなど)で体を冷やす、冬には陽の食材(かぼちゃ、根菜類、玉ねぎなど)で体を温めるなどの効能があり、自分の体質や体調、季節に応じた身近な旬の食材を上手に組み合わせた料理を食べることで、体の調子を整え、自然治癒力を高めるそうです。薬膳の特殊な食材だけではなく、生協などで身近に手に入る食材にもそのような効果があると考えるのも薬膳だそうです。
最後に、試食交流をしましたが、いずれも薄味でしたが、おいしくて、体にやさしく、食後は体がポカポカして、寒い今の季節にはとても良いお料理となりました。今回の講座を通して、難しいイメージのある薬膳でしたが、薬膳料理へのハードルが下がり、まさしく「身近な食材で、手軽で簡単!時短!体にやさしい薬膳料理」となりました。家でも薬膳料理を作りたいと思います。
<参加者の感想>
- すべて薄味でしたが、薬味でしっかりとおいしい味付けでした。おかゆがとてもやさしい味でおいしかった。
- 白和えに厚揚げ! このような発想がなく、新たな視点で教えていただき、ありがとうございました。
- どれも食べやすくおいしかったです。おうちにクコの実や八角などありますから、使って作ってみたいと思います。
- 薬膳料理と思うとかまえてしまいますが、今日は5人メンバーで楽しく料理でき、材料も身近にあるものやよく知っている料理の中に薬味が加えられて、手軽に作れて、とても良かった。気軽に作れる気がしました。
- 薬膳は難しいイメージでしたが、手軽においしくできて良かったです。
- 初めて薬膳料理を作りましたが、とても手軽においしくできることがわかり、家でもやってみようと思いました。
- エフコープの商品を使っての料理教室だったので、とても身近に感じました。これなら、薬膳料理も続けられそうです。講義もわかりやすくて、もっと時間があればと思いました。
- 薬膳がとても気になっていたので、今回参加させていただきました。基本の「陰」と「陽」、「熱」と「冷」をわかりやすく知ることができて、もっと奥深いとは思いますが、私にできる簡単なところから、取り入れていきたいと思いました。お料理もとてもおいしくいただきました。ありがとうございました。
- 子どもを預けて料理ができて楽しかったです。子どもにも食べられそうな味付けでおいしかったです。
- おかゆもおいしく、クコの実が手元になくても簡単にできるし、体にやさしく良いです。温まるし、体調が不調なときはいいですね。
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