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2019年11月28日

南部ブロック活動委員会主催「牛乳学習会」を開催しました

南部ブロック活動委員会


11月15日、エフコープ久留米支所にて「牛乳学習会」を開催し、コープ九州商品本部日配商品部の新井さん、稲田さんを講師に迎え、スタッフ含め12名が参加しました。


学習会では、はじめにスクリーンを使いながら、酪農基礎知識についてお話いただきました。乳牛が大人になるまで、そして牛は人間と同じ妊娠期間を経て出産をし、また出産をしなければ乳が出ないこと、1匹の乳牛から搾られる乳量は1日おおよそ20~40キロあることなどを学びました。


また、2019年4月に生乳の価格が値上げになりました。このことについて、日本の酪農家の現状の話があり、飼料価格の高騰、施設を大型化・規模拡大するのに億単位の投資が必要なこと、そして朝・夕、1日2回の搾乳と給餌、牛の健康管理や牛舎の清掃管理など、365日、牛に合わせた生活をしなければならないことなどの大変さから酪農家の減少が止まらない理由があることなどを話されました。


そんな酪農の危機的状況を打開するために今、酪農大国であるニュージーランドの酪農技術(放牧酪農)を学び、実際に取り入れている日本の酪農家も増えてきているそうです。また私たち消費者が牛乳を購入することにより、酪農家を支えているそうです。


酪農の基礎知識を学習したところで、エフコープのカタログに載っている6種類(コープ牛乳「赤箱」・コープ牛乳「青箱」・低脂肪乳・コープ低脂肪牛乳1.0%・耶馬渓牛乳・アカディ)を飲み比べました。またコープ商品の「朝の応援食 牛乳入りしっとりケーキ」も一緒に試食しました。飲み比べてみて、普段飲んでいる牛乳がはっきりわかった参加者もいれば、わからずにショックを受けていた参加者も以外に多く、次回は違う牛乳を注文してみようなどの声も上がり、ワイワイと盛り上がりました。また飲み比べることによってそれぞれの味の違いをしっかりと感じることができました。


乳牛のこと、酪農家の現状、6種類の牛乳の味と成分についてなど、たくさん学ぶことができました。


<参加者の感想>



  • 牛乳の飲み比べであらためて違いもわかったので注文したい商品がわかりました。説明もわかりやすく参加してよかったです。ありがとうございました。

  • 耶馬渓牛乳がおいしい!と思いこんでいましたが、そうでもなくて少しショックでした。ケーキしっとりでした。

  • 酪農はとても大変な仕事をしていると感じました。牛乳を購入してくれる人がいるから牛・酪農家は生きていけるという事は深い話だと思いました。低脂肪牛乳を買ってみようと思いました。 牛乳は低脂肪1.0が一番あっさりして飲みやすかったです。アカディは味が甘すぎて飲みにくかったです。しっとりケーキはとてもおいしかったです。

  • 牛乳6種の飲み比べは初めてでしたので、いかに自分の舌が分別できていないかわかりました。自宅でストレートで飲んでいる牛乳はわかったので少しホッとしました。牛乳の成分・栄養価についての学習会だけでなく、酪農家の現状・今後の展開についてのお話が興味深くもっと広めていくべきだと思いました。

  • いろんな牛乳を飲み比べるといつも飲んでいる牛乳がどれかわからなかったのはショックでした。しっとりケーキはしっとりしていました。酪農大国がニュージーランドであること、酪農の現状について学ぶことができました。




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