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2019年11月19日
西部ブロック活動委員会主催 「キッチンからはじめるエコライフ~食品ロスのお話&おうちで簡単甘酒づくり
西部ブロック活動委員会
10月31日、クローバープラザ(春日市)にて、小出まずるさん(くらしの学習サポーター・エフコープ環境助成金運営委員会委員・NPOエコネットふくおか元事務局長)をお迎えし、「キッチンからはじめるエコライフ~食品ロスのお話&おうちで簡単甘酒づくり~」を開催し、18人が参加しました。
本年5月に食品ロス削減推進法が公布され、施行される10月は「食品ロス削減月間」でした。食品ロスは、世界で年間13億トン、国内では年間643万トンが発生していると推計されており、国内で発生する食品ロスの内訳としては、事業系は年間352万トン、家庭からは年間291万トンとのことです。そのため、私たちが身近にできることとして、3010運動(宴会時の食べ残しを減らすためのキャンペーン)、消費期限と賞味期限との違いを知る、商品棚の手前の商品(期限が近い)から購入する、食べ残しを減らすことなどを心掛けたり、フードバンクへの家庭での余剰食品の寄付などを紹介していただきました。また、いくつかの自治体での食品ロスのとりくみも知ることができました。
さらに、家庭でできることとして、野菜をなるべく使い切るレシピを学びました。大根や人参の葉や皮、ブロッコリーの茎やキャベツの茎(芯)、里芋の皮、ピーマンの種、熟れすぎたゴーヤ(黄色)、出汁をとったあとの昆布やいりこなど、どうしても捨ててしまいがちになる野菜などの部分ですが、お味噌汁や煮付けの具材、揚げ物(里芋の皮はおいしいそう!)、佃煮など、少し手間をかけて、食品ロスを心がけたいと思いました。
その後、先生おすすめの甘酒作りのお話をしていただきました。まず、種麹菌とお米1カップから麹を作ります(麹も見せていただきました)。その麹を用いた残りごはんでの甘酒の作り方やお味噌の作り方を学びました。今回のお話をもとに、おうちで甘酒を作りたいと思います。
<参加者の感想>
- 食品ロスについて、自分も小さなことでもロスを少なくする努力をしようと思った。
- 地域で、子ども対象(小中学生)の調理実習教室(食育教室)を開催しています。子ども達へ食品ロスについても伝えたいと思います。
- 一人ひとりのとりくみが世界の環境を守るんだなぁと思いました。
- 今回の講座に参加して、初めてのお話がたくさん聞けて、残り物でいろいろな物ができることを知りました。
- 種麹菌から麹を作ったことがないので、家で取り組んでみたいと思います。
- 大根の葉、皮を利用しています。エフコープの葉付き大根の取り扱いを増やしてほしい。特に、有機野菜の大根、人参の葉がほしいです。
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