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2019年11月08日
南部ブロック活動委員会主催「子ども未来アクションとフードドライブ」を開催しました
南部ブロック活動委員会
11月1日、イオンモール大牟田にて「子ども未来アクションとフードドライブ」を開催しました。
NPO法人「わたしと僕の夢」代表理事、佐藤有里子氏を講師に迎え、貧困をはじめとする子どもの問題や、子ども食堂・無料塾の活動報告をしていただきました。
2010年に福岡県久留米市で、経済的に困窮している母子家庭などを支援しようと、「わたしと僕の夢」として無料塾をスタートされ、厳しい家庭の子どもたちが教育の機会を失うことなく明るい夢を抱けるようにと活動をされていますが、「私たちの本当の目標はそういうNPOがなくなる社会です。」と言われていたのがとても印象的でした。
学習支援から高校進学につなげ、貧困の連鎖を断ちたい!と学習支援に力を入れ、子ども食堂の機能も持たせて「おばあちゃんの家」のようにありたい、環境に恵まれなくても素晴らしい友達や仲間・大人と出会い、人を信じることを知ってもらい子どもたちの今を少し変えることで将来が大きく変わると信じて活動されています。そのためには「出会い」と「支援」が重要だと。地域や私たちにできることは何かを考えさせられるとても貴重な時間となりました。
7人の子どもがいれば、そのうち1人が貧困状態にあるといわれ、日本の子どもの貧困は、世界的に見ても深刻な状態だそうです。「私の周りには、そんな子はいないと思うけど・・・」という声をよく聞きます。しかし現状は、人々のつながりが薄くなる中で、困難を抱えて孤立した子どもたちがたくさんいるという事。
子どもの未来アクションでは、子どもの貧困問題を理解し、応援する人、支援する人が増え、共感の輪を広げていけるよう今後も学習会を進めていけたらと思いました。
<参加者の感想>
- みんながつながる居場所つくり、子どもを真ん中にすることで世代の交流が広がる。そういう場所を作れたら。企業の援助も必要。
- 知らない、気づかない、子どもの貧困がある事がわかりました。フードドライブや声かけをしてできる事からやっていきたい。
- 貧困は日本では身近な事ではないと思っていましたが、目に見えないところで多くあることだと知りました。私にできる事があれば小さな事でも取り組んでいけたらと思いました。
- 子どもの貧困を通して、大人の問題をみつめる事が大切。ネットワーク化。
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