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2019年06月25日
「エシカル消費学習会」を開催しました
組合員理事 髙城 真百合
2019年度北部ブロック企画「エシカル消費学習会~コープ洗剤を選ぶわけ、知って、使って、良さを実感しよう!~」を5月31日に、小倉KMMビルにて開催しました。
コープ洗剤は、「環境に配慮した洗剤が欲しい!」の声から、1966年に組合員参加で開発されました。そして、CO・OPセフターが1969年に誕生し、今年で50周年を迎えています。今回の学習会は、コープ洗剤を通してエシカル消費を学ぶ場として開催し、29人の参加がありました。
エシカル消費とは、買い物をするときに自分視点ではなく、環境や社会など他者への視点をプラスする消費のことです。はじめに、DVD「コープのエシカル2019」を視聴。生協では「誰かの笑顔につながるお買い物」と表現し、「地域」「環境」「社会」「人びと」の4つの視点で進めている「エシカル消費」を紹介しました。
次に、講師に招いた(株)コープクリーンの茂垣達也さんから、コープの洗剤環境寄付キャンペーンと寄付先であるWWFのインドネシア現地での活動についてお聞きしました。森林破壊は、世界の消費と密接につながっており、ごく限られた地域で、すさまじいスピードで起きていること。アブラヤシから採取するパーム油は生活に不可欠な油であること。また、産地では森林破壊だけでなく、生物多様性の減少、児童労働・強制労働、焼き畑による温室効果ガス排出の問題が起きていることなど、生産地の状況を知りました。そして、参加者同士で、作る人・売る人などの気持ちになって、アブラヤシ生産について話し合いました。
さらに、RSPO(持続可能なパーム油のための円卓会議)の取り組みについて実例が紹介され、どのように小規模農家を支援しているのか、具体的に詳しく知ることができました。コープの洗剤11品が対象商品となり、組合員の利用で1品につき0.5円を環境団体に寄付しています。私たち生協組合員の消費行動が持続可能なパーム油の生産を支援する活動につながっていくことへの理解が深まりました。
私たちの買い物で、地球を気づかい、変えられる未来があります!
エシカルな商品を選び、エシカルな暮らし方をする。そして、エシカルなとりくみを進め、未来へ続く持続可能な社会づくりにつなげていきましょう。
日本生活協同組合連合会「コープのエシカル2019」動画はこちらから
<参加者の感想文より抜粋>
- SDGsを進めるためのエシカル消費と言われますが、エフコープがずっとやってきたことで、私達は知らず知らずのうちにエシカル消費を行っていたのだなと思いました。
- 欠かせないパーム油、それを全ての人達が幸せになれるように続けていけたらと願うばかりです。自分はセフターを使っています。今まではそれほど深い気持ちはなかったのですが、今日改めて気づくことができましたので、これからもエシカルを続けていきます。
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