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2019年06月27日

2019年度「福島訪問の旅」報告会を実施しました

組合員理事 上野 清美


エフコープでは、「被災地を自分の目で見て確かめたい」という組合員の思いから2013年より「福島訪問の旅」を実施しています。7回目となる2019年度「福島訪問の旅」を4月11日~12日の日程で実施しました。


この旅で被災地の現状を知り、現地で感じたことをより多くの組合員と共有するための「福島訪問の旅報告会」を、5月30日博多バスターミナルにて開催し、旅の参加者を含め48人の方が参加しました。


報告会は、パワーポイントを使い、旅の行程順に福島の「今」を報告し、旅の参加者の感想や思いを交流しました。


※なお、旅の行程については2019年度「福島訪問の旅」のホームページをご覧ください。


<旅の参加者からは>



  • 震災から8年の福島を見ました。小型飛行機が津波で流された仙台空港はきれいになり、付近は区画整備され新しい堤防も出来て復興の兆しが見える一方、荒れた海岸に骨のように朽ちた木やそのまま残る学校が悲しげでした。

  • 窓から各市町村単位の仮置き場に集められた除染廃棄物を詰めたフレコンバッグの山が見えるシートを掛けられたうえに雪が積もっているのを見て、このまま捨てて置かれるのではないかと不安になった。

  • 復興公営住宅の集会所にお邪魔して住民の方とお話しできましたが、私が話した飯館村の方は、近所に住民もなくもう帰らない・・・と言われていました。8年の月日の重さを感じます。

  • モニタリングセンターで放射能の検査を実施して福島県の物産品を保証して出荷しており、安全なことが確認できてこれからの購買も安心してできます。


その後、旅の行程を収めた動画をみて、グループに分かれ交流をしました。


<「福島訪問の旅」報告会参加者からの感想文>



  • 今回初めて報告会に参加しました。東日本大震災から8年テレビなどで知り得る被害は「目に見える被害」今日の参加者からの報告を聞いて原発周辺の住民の方たちの苦しい思いや現状を知ることができました。

  • 毎回報告会に参加していますが、まだまだ復興の目途は経っていない様子。物を作っても売 れないのは悲しくなります。できる限り復興支援ができればいいなと思います。

  • 私たちにできることは福島の産地のモモとか買って応援したいと思います。

  • 今日のような場で学んだことを一人でも多くの方に伝えること・・・私にできる形で応援してい きたいと思います。“いつもそばに”・・・を決して忘れてはいけないと改めて心に誓いました。エフコープでは、組合員の声に基づいて、「いつもそばに、ずっとそばに。」の思いを大切に被災された生協や他団体とも連携しながら継続的な活動になるよう、今後も応援していきます。




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