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2024年12月13日

被爆体験証言集聞き書き活動学習交流会を開催しました

開催日/2024年11月25日

  • 目標16:平和と公正をすべての人に
11月25日、博多バスターミナルで、「被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』の聞き書き活動」の学習・交流会を開催し、聞き書き活動に参加する組合員など計33名が参加しました。
被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』は、戦争体験のない組合員が、被爆者から被爆体験を直接お聞きしてまとめた、「聞き書き集」です。1994年よりとりくみが始まり、来年6月に第30集の発刊を予定しています。
今回の企画では、第30集の制作に向けて表紙や掲載内容をどうするかの意見交流と、聞き書き活動の進め方の学習、グループ交流などを行いました。
学習の時間では、第10集より聞き書き活動に関わる組合員より、聞き書き活動をする上での心構えや、進め方についてお話いただき、活動を行う上で一番大切なのは「証言者に寄り添うこと。証言者の話に向き合い、なによりもお気持ちを尊重すること」など共有いただきました。また、実際に証言者にお話を聞きに行くことを想定したロールプレイングも実施し、証言者との話の深め方や、言葉に詰まってしまった時にどう対応するかなどを考えました。
グループ交流では聞き書き活動をしていて良かったこと、困ったことなどの交流を行い、活動歴の長い方から経験がない方へ、組合員同士で聞き書き活動について伝え学び合いました。また、被爆体験証言集の今後の在り方についても確認しました。
 

被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』とは


被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』は、組合員が被爆者から直接被爆体験のお話を伺って書き留めた聞き書き集です。戦後50年の節目を翌年に控えた1994年に、若い世代へ戦争の愚かさ、被爆の悲惨さを語り継ぎたいとの想いでスタートしました。「伝えていかなくてはいけない」との強い思いをもって体験をお話しいただいた証言者のみなさまをはじめ、福岡県原爆被害者団体協議会や県内各地の原爆被害者の会のご協力と、活動に参加した多くの組合員の努力により、約30年にわたり毎年発刊を続けています。

エフコープのホームページで全巻WEB BOOK形式でお読みいただけます。下記URLよりアクセスいただけますので、ぜひご覧ください。

https://www.fcoop.or.jp/about/library/experience/
 

被爆体験を証言してくださる方を探しています


被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』30集の発刊に向けて、証言してくださる方を探しています。ご本人、またはお知り合いで被爆体験を証言していただける方がいらっしゃいましたら、組合員サービスセンター(0120-41-0120)までご連絡ください。

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