エフコープ

イベント・活動

イベントレポート一覧

  • 平和のとりくみ
  • 平和・国際交流

2024年11月07日

北九州市平和のまちミュージアムと門司港戦跡めぐりの旅【糸島区域委員会】

開催日/2024年6月12日

  • 目標16:平和と公正をすべての人に

北九州市平和のまちミュージアムと門司港戦跡巡りの旅【糸島区域委員会】

6月12日(水)とても暑い日に組合員とスタッフ総勢18人で平和学習バスツアーを行いました。最初の訪問地は北九州市小倉北区の勝山公園です。勝山公園は旧小倉陸軍造兵廠敷地の一部で、長崎に投下された原子爆弾の第一の目標にされた地に「北九州市平和のまちミュージアム」があります。北九州の戦前から戦時中、戦後の暮らしや様子を時系列に実物の資料や映像、模型などを展示しています。360度シアターでは8月8日の八幡大空襲、8月9日小倉上空に飛来した後長崎に向かった出来事を追体験できました。迫力のある映像でした。平和の大切さを改めて考える施設でした。その後公園内にある「平和記念像」、「長崎の鐘」を見学、長崎に投下された原子爆弾の第一の目標にされたことから毎年8月9日には慰霊祭が行われています。

次の訪問地は門司港です。門司港岸壁から200万人が出征し約半数の人が、また100万の農耕馬も軍馬として渡りましたが帰ってきませんでした。そこに軍人を偲ぶ「門司港出征の碑」があります。その隣には日本に別れを告げる軍馬の最後の水飲み場も一緒に並んでいます。見学を終え戦争の悲惨さ、平和の大切さ、命の尊さについて改めて考える時間になったのではないでしょうか?また子どもや次世代に戦争の悲惨さや平和について伝えていって欲しいです。

~参加者からの感想~

  • 小倉であれほど大規模な軍需工場があったことを知らなかった。アメリカ軍の標的になることを改めて知った。
  • 戦前の小倉のにぎやかな街が一気に生活が変わってしまったことがよくわかり、戦争は絶対にあってはならないことだと感じました。
  • 戦場から日本にいる家族へ向けての手紙を見てどんな思いで手紙を書いたのか、手紙を読んだ母や奥さんへの気持ちを考えるとすごく胸が苦しくなりました。

Event informationおすすめのイベント情報