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2024年09月10日

2024年度「長崎平和の旅」を開催しました<3日目>

  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標16:平和と公正をすべての人に
  • 目標17:パートナーシップで目標を達成しよう

8月7日(水)~8月9日(金)、「2024年度長崎平和の旅」を開催しました。
日本生活協同組合連合会・長崎県生活協同組合連合会主催の「2024ピースアクションinナガサキ」や、平和祈念式典に参加し、原爆遺構を巡る碑めぐりを行いました。
このレポートでは3日目の様子をお伝えします。1日目、2日目のレポートは下記ボタンよりご確認ください。

<3日目:8月9日(金)> 

【被爆79周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典】
出島メッセにて、「被爆79周年 長崎原爆犠牲者慰霊平和祈念式典」同時中継を視聴しました。式典は、10時45分にはじまり、3,200人の原爆死没者名簿が納められ、奉安者は、198,785人になりました。
毎熊政直長崎市議会議長による式辞のあと、献水、献花をおこない、11時2分参列者全員で黙とうを捧げました。鈴木長崎市長の「長崎平和宣言」は、とても力強く聞こえました。核兵器をめぐる世界情勢の危険状況を危惧し、唯一の戦争被爆国である日本政府は一日も早く核兵器禁止条約に署名・批准することを求めます。最後に、原子爆弾により亡くなられた方々に哀悼に意を捧げ、平和を築く力になりたいと思うすべての人たちと力を合わせて、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現に力を尽くし続けることを宣言されました。
「平和の誓い」は、被爆者代表として三瀬清一朗さんが行い、自らの体験を語り、被爆国日本こそが、核兵器廃絶を世界中の最重要課題とし真摯に向き合うことを、強く訴えました。

平和祈念式典にて献花を行いました
出島メッセより平和祈念式典に参列しました
国内外からたくさんの方が参加されていました

午後からは、長崎県被爆者手帳友の会の方のガイドで、平和公園近郊を碑めぐりに行きました。
下の川、浦上天主堂、永井隆記念館、如古堂、山里小学校、平和公園をめぐりました。浦上天主堂では、原爆の爆風で吹き飛ばされた鐘楼や、黒く焼け焦げた十字架などを見学し、改めて原爆のすさまじい威力を実感しました。
最後に爆心地公園で千羽鶴を献納し、三日間の平和の旅を終えました。

浦上天主堂の爆風により吹き飛ばされた鐘楼
永井隆記念館・如己堂
山里小学校 防空壕
爆心地公園にて千羽鶴を献納しました

今年は、酷暑の中での長崎平和の旅でしたが、実際に現地を訪問し、戦争や被爆の実相を学び感じたことを、核兵器廃絶と世界の恒久平和の実現にむけて、参加者それぞれが次世代への継承を広げ発信していきたいと思います。

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