エフコープ

お知らせ

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2020年01月01日

<新年のご挨拶>謹んで新春のお慶びを申し上げます

エフコープ生活協同組合
代表理事 理事長 堤 新吾(つつみ しんご)


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日ごろよりエフコープの事業と活動にご支援いただき、厚く御礼申し上げます。


2020年が、みなさまにとって実り多き年となりますよう祈念いたします。


2019年を振り返って


2019年も、各地で大規模な自然災害が発生した一年でした。お亡くなりになられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災された方々に心からお見舞いを申し上げます。


「平成29年7月九州北部豪雨」の被害に遭われた朝倉市と東峰村の応急仮設住宅にお住まいの方々が、昨年の8月をもって、災害公営住宅などへの引っ越しを終えられました。エフコープの支援活動も、これでひと区切りを迎えることになりました。約2年にわたり支援を継続できたこと。これもひとえに、みなさまのご支援によるものと感謝いたします。


また、昨年は他団体との協働が進んだ年でもありました。4月には、県内のフードバンク団体などと共に「一般社団法人 福岡県フードバンク協議会」を設立。9月には、被爆体験証言集の聞き書き活動などを通して交流を深めてきた筑紫女学園大学との間に、「災害発生時の相互協力に関する協定」を締結しました。このように、2019年はエフコープ基本理念「ともに生き、ともにつくる、くらしと地域」が形となって現れた一年だったように思います。


共生社会の実現に向けて


国連の提唱により、持続可能な社会の実現に向けたSDGs※のとりくみが世界規模で広がっています。そのスローガンである「誰一人取り残さない」。それは、生協がこれまで取り組んできた「共生社会の実現」と思いを共にするものであり、昨年の通常総代会で承認された「エフコープ2030年ビジョン」のコンセプトにも相通じるものです。2020年は、共生社会の実現に向けたとりくみをさらに進める一年にしたいと思います。


消費税増税など、組合員のくらしを取り巻く環境は、ますます厳しさを増しています。このような時だからこそ、くらしのさまざまな場面で安心して利用していただけるよう、組合員や地域の方々の声を受け止め、活動と事業を進めます。


本年も、どうぞよろしくお願いいたします。


※「Sustainable Development Goals」の略称で、持続可能な社会の実現をめざして掲げられた17の目標のこと。2015年に国連加盟の193カ国によって採択。