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2022年08月24日

中部ブロック活動委員会主催 沖縄とつながろう!「ひめゆり平和祈念資料館オンラインツアー」を開催しました!

  • 目標4:質の高い教育をみんなに
  • 目標5:ジェンダー平等を実現しよう
  • 目標10:人や国の不平等をなくそう
  • 目標11:住み続けられるまちづくりを
  • 目標16:平和と公正をすべての人に

中部ブロック活動委員会では、8月19日にコープおきなわ平和推進委員会と協同で、沖縄とつながろう!「ひめゆり平和祈念資料館オンラインツアー」を開催しました。昨年に続き2回目となる協同企画は、住んでいる地域が違っても、ともに平和を願い学びたいという思いで企画しています。

学びの場となった「ひめゆり平和祈念資料館オンラインツアー」は、戦後77年、沖縄復帰50年の節目にその功績をたたえて沖縄平和賞を授与された、ひめゆり平和祈念資料館の古賀徳子さん(学芸課長)に、心に響く語りかけで説明いただき、同館内をオンラインで案内してもらいました。当たり前に、楽しい学校生活、青春時代があったひめゆりの女学生たちの日常が、戦争により極端にかえられ、個人の意思ではどうにもならない戦時下の様子を伝えています。なかなか現地に訪れて学ぶことが難しい中、親子参加も多く、世代を超えそれぞれ感じることの多い学習会となりました。後半は、グループに分かれて交流し、互いの感じたことや思いを共有することができました。

最後に、戦争をしない・知る事・学ぶ事・そして認め合う事の重要性と、子ども達と勉強し疑問に思った事を共有していく事を再確認しました。

参加者からは、オンラインツアーの利点を感じた声が多く、次回を楽しみにする声も聞かれました。参加者、運営者ともに学び合い平和への思いを深める機会となりました。

【参加者の声】

<お子さん>

普通の学校生活を送っていた中学生や高校生がいきなり戦争に巻き込まれてかわいそうでした。僕だったらこわくて逃げ出しそうになると思います。今日、教えてもらったことは学校でも話したいと思います。

<保護者>

ひめゆり記念館オンラインツアーに親子で参加させていただきありがとうございました。沖縄の人口の1割しか戦争を経験された方が残っていらっしゃらないというお話しを聞き、私たちにできることは、やはり伝えていくことの大切さだと改めて思いました。

オンラインツアーはとても便利であり、そして解説もありながら展示品を大きく見ることもできて、それを無料で体験できて、とても敷居を低く参加を決めることができました。実際に会場に行くとなると、沖縄旅行の中になかなか資料館のスケジュールを組まない人が多いと思うし、子どもが途中で怖がって出たいと言ったり、そんな意味でもオンラインツアー勉強会はとても有意義だと思いました。

白黒の戦争前の楽しそうな笑顔の写真を見ることは少なく、「そうだよなぁ、当たり前に、楽しい学校生活、青春時代があったんだよな」と改めて感じました。学校で習うのは、戦争が悲惨であるということばかりで、その裏にある個人の営みを知ることはできなかったので、5グループで話し合った、学校での平和教育のあり方、真実とのズレ、など最近の授業でもずいぶんとはしょって教えられてるんだなぁと思いました。

資料館の動画を見ながら説明を聞けたので、とても分かりやすかったです。交流では、みなさんの思いなどが聞けて良かったです。

初めてひめゆり平和記念資料館を見学し、お話もわかりやすくて、とても良かったです。

沖縄に行ったこともなく(まだ行ける見込みもなく)、オンラインのおかげで参加できました。軍国教育、政府やマスコミによる日本軍の情報統制というかある意味洗脳で、お国のために命を捧げる(自決も含む)ことの辛さ、非のない国民が無差別に命を失われる戦争にやるせなさと悲しみと、絶対におきてほしくないと思いました。ウクライナ侵攻による現状を見ていても強く感じます。

戦後77年が経過し、体験された方が少なくなっています。戦争の悲惨さを受け止め(目をそむけず)、次の世代が戦争を体験することがないよう、戦争の悲惨さ、平和の大切さを伝えていく必要があると思いました。

今日のお話を思い出しながら、いただいた資料をまたじっくりと読んでいきたいと思います。

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