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2022年03月03日

西部ブロック企画 食教えてシリーズ!「エフコープの産直って?」を開催しました

開催日/2022年2月21日

  • 目標3:すべての人に健康と福祉を
  • 目標12:つくる責任、つかう責任
  • 目標14:海の豊かさを守ろう
  • 目標15:陸の豊かさも守ろう

2月21日、エフコープ商品企画部 部長 谷口たかしさんを講師として、西部ブロック企画 「エフコープの産直って」をオンラインにて開催し、組合員24人と組合員理事・スタッフ・講師を含む36人が参加しました。

今回はエフコープの産直基準について、詳しく説明をしていただきました。エフコープの産直は「産地直結」の意味で、安全・安心のとりくみのひとつです。産直品には農産品、米、水産品(あさり)、畜産品、たまごがありますが、生協の定める「産直3原則」を充たしている商品が産直品となります。産直3原則は、①生産者・産地が明らかであること、②育て方・取り引き条件を互いに確認できること、③生産者・産地との交流があることの3つの条件です。産直品を通して、生産者と消費者(組合員)が「顔の見える関係」を大切にして信頼関係を築き、産直品を利用することが生産者の応援につながることがわかりました。現在、エフコープには74産地あります(2021年12月末)。

また、産直マークと農薬削減割合表示、産直品それぞれの産直基準や課題、生産者のこだわりや1日の様子などの説明がありました。さらに、あさり産地偽装ニュースが問題となっていますが、エフコープの産直あさり(有明産)は圃場にて稚貝から1年間かけて育成しているので問題がないことの説明もありました。

質問タイムでは参加された方々の質問にも丁寧に答えていただきながら、参加者の想いを共有することができました。また、ZOOMのブレイクアウトルームを使って4グループにわかれて交流を行い、産直品に対する日頃の想いや意見を共有しました。参加者からは、あさりのこと、慣行栽培での農薬使用回数、後継者問題、産直品のいつもくんへの登録、畜産品の一頭消費することの課題とアピールの必要性など、たくさんのご意見が出ました。また、「生産者の方々はコロナ禍で組合員と話せる場に参加が難しくなっていることに悲しんでいる」というお話が心に残りましたとのお声もいただきました。

最後に、エフコープの産直のとりくみや産直基準については、ホームページにて確認ができます。また、この学習会は、西部ブロック方針に掲げた組合員へ「食への思い」を伝える取り組みを実現するため、「食教えてシリーズ!」(全5回)の第4回目として開催しました。西部ブロック食チーム会では、組合員のご意見や想いを共有しながら、次回は、産直3原則のひとつである「生産者・産地との交流があること」を実現するために、エフコープPB商品「緑豆もやし(水郷育ち)」のオンライン産地交流会を予定しています。

<参加者の主な感想>

・つい消費者目線でみてしまっていた「産直」でしたが、今回のお話を聴き、生産者の方のことをもっと考えなければ!と思えました。生産者の方々がいての消費者。いつもくん登録への意味や、後継者問題、生産環境の問題等、ひとごとではないな、と改めて考えさせていただく機会となりました。

・産直のこと、生産者のご苦労などがよくわかりました。また、あさりの問題についても説明を聞いてよくわかりました。利用することで生産者を支え、安全安心なものを安定して食べられるようになる。そんなことも意識して選んで、応援していきたいと思います。

・あさりの件で報道やネットニュースにいかに自分が惑わされていたかを感じさせられました。むやみに怖がるのではなく、落ち着いて自分自身の目と耳で確認し、正しい情報を得ることが大切なのだと思いました。

・産直のことがよくわかりました。今まで知らなかったことをたくさん学べて良い学習会でした。

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