「被爆体験証言集『つたえてください　あしたへ・・・・・・』第26集」聞き書き活動学習・交流会を開催し

4月19日、エフコープ篠栗研修センターとオンライン会議にて「被爆体験証言集『つたえてください　あしたへ・・・・・・』第26集」聞き書き活動学習・交流会を開催し、聞き書きメンバーが篠栗会場に11人、オンライン（Zoom）で8人（役職員のぞく）が参加しました。

2020年は新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、聞き書き活動を中止し、予定していた第26集の発刊も延期されました。しかし、被爆体験継承活動の歩みを止めるべきではないという声を受け、エフクラブ「たんぽぽのわたげ」さんにご協力いただき、被爆体験証言集朗読シナリオ集を発刊することができました。

そして、2021年も当初は2月に学習・交流会を開催し、聞き書き活動を再開する予定でしたがそれも延期となり、仕切り直しで今回何とかオンラインを活用することで学習・交流会を開催することができました。

学習・交流会では、聞き書きメンバーの自己紹介で活動への思いなどを語ってもらい、また聞き書きを行う際に気を付けることなどについて学習と交流を行いました。証言いただく方との接し方やお話を聞くためには事前に学習しておくことなど、これまでの経験をもとに全員で意見を出し合いながら学び合いました。

聞き書きメンバーは被爆体験という二度と繰り返してはいけないこの事実を、しっかりと受け止め、次の世代に継承していくという強い思いをもって取り組まれていることが再確認できました。

今後は新型コロナウイルス感染症の感染状況次第では、再び活動の中止ということもあるかもしれませんが、現時点では9月に第26集の発刊を予定していますので、証言いただく方の安全を最優先にして聞き書き活動を進めていきます。