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- 平和・国際交流
2019年09月26日
北部ブロック主催「2019年度平和パネル展」を開催しました
9月7日、エフコープでは「平和は私たちのくらしの礎」の考えのもと、今年もJR小倉駅JAM広場において、~平和な世界を未来へ~をテーマに平和パネル展を開催しました。
会場には、被爆者自らが監修し作成したパネル「原爆と人間」、長崎で被爆し現在91歳の漫画家 西山進さんの漫画パネル、身近にあった八幡大空襲の様子を記録したパネル、悲惨な地上戦となった沖縄戦のパネル、その他に「ユニセフ」や2020年に開催される「NPT再検討会議」のポスターなどが展示され、行きかう人たちが立ち止まりパネルなどの展示物を見入っていました。
ステージ企画としては、毎年恒例の地元で活躍するミュージシャンの演奏や、ハルさんによる読み聞かせ、そして北九州市原爆被害者の会八幡東支部長 福見 清さんからのお話がありました。また、今回は今年で発刊25集となる被爆体験証言集『つたえてください あしたへ・・・・・・』の朗読劇をテーマクラブ「たんぽぽのわたげ」さんより、そして組合員からも朗読をしていただきました。会場に置かれた被爆体験証言集は毎回たくさんの方が持って帰られており、少しでも原爆への関心につながればと思います。また、これも恒例の折鶴・ぬり絵コーナーでは若者や親子連れの姿が多くみられました。そして「沖縄戦の実像」のDVD上映では、「沖縄戦がこのような悲惨だったことを知らなかった」との感想が聞かれ、戦後70余年が過ぎてもまだまだ知らされていないことが多々あり、このような企画を継続することがいかに大事で意義があるという事を再認識しました。
この平和展は、戦争・原爆の悲惨さを伝え、平和と命の尊さを考えるきっかけになってほしいとの目的から例年開催しているものです。一人ひとりが無関心にならず、自分のこととして考えるきっかけになることを願っています。
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