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2019年07月16日
南部ブロック活動委員会主催「防災・減災について学ぶ~いつどこで起こるかわからない災害に備えて~」を開
南部ブロック活動委員会
7月3日、久留米市にある筑後川防災施設「くるめウス」にて「防災・減災について学ぶ~いつどこで起こるかわからない災害に備えて~」と題した学習会を南部ブロック活動委員会主催、筑後川防災施設くるめウス共催にて開催し、参加者とスタッフ含め14名が参加しました。
学習会では、くるめウスの館長で防災士の川嶋さんから、昭和28年大水害から平成30年西日本豪雨までの水害を振り返りながら防災について話していただきました。
水害といってもその起こり方には色々なパターンがあり、私たちの身近にある九州一の大河、筑後川では、ここ316年の間に183回も洪水が起きているそうで、日本の国土の10パーセントが洪水氾濫危険区域であり国民の2人に1人がその洪水氾濫危険区域に住んでいるのだそうです。
また、平成30年西日本豪雨での水害を踏まえ、久留米市のハザードマップが見直されて新しくなっていることや、インターネットで久留米市の水門開閉状況・水位・川の防災情報などを見ることができることなど、スクリーンを見ながらわかりやすく話していただきました。
休憩のあと、防災食としてコープ商品の『沖縄県産もずくスープ』とアルファ米のわかめご飯・五目ご飯を常温の水で戻したもの、ホッカイロで温めたパックに入ったレトルトのご飯に温めずに食べられるカレーをかけたものを試食しました。試食をしながら防災食について、またテーマに沿って参加者同士で話し合うワークショップも行いました。
自分がいる場所や地域で雨が降っていなくても川の上流でどのくらい降っているのかを気にかけた方がよいこと、早め早めに判断をしてリスクの少ない場所へ避難をすることが大切との事を川嶋さんより教えていただき、いつどこで起こるかわからない災害に備えて自分自身ができることを今一度考え学ぶ学習会となりました。
<参加者の感想>
- 勉強になりました。朝倉の場合とR210が浸水した場合の違いがよくわかりました。防災食も買ってはいましたが、実際に食べる機会がなかったので良かったです。おいしかったです。家の商品も賞味期限を確認しようと思いました。
- 水害の防災はあまり考えたことがなかったのでためになりました。
- 国民の2人に1人が洪水氾濫危険区域に住んでいると聞いて驚きました。自分のところは大丈夫と思わず、家族と防災について話し合おうと思っています。
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