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2024年10月10日
被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』第29集 発刊記念交流会を開催しました
10月3日(木)、博多バスターミナル貸ホールにて、「被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』第29集発刊記念交流会」を開催し、貴重な体験談をお話いただいた3名の証言者とそのご家族や、証言集聞き書き活動に参加する組合員など、計42名が参加しました。
証言者のみなさんからは、「証言しようと思ったきっかけ」や、「平和について思うこと」についてお話いただき、
「この世の中にあってはならないあの悲劇を、私はできる限り後継者に伝えたい」
「人間が人間として、成してはならないことが戦争。人間が人間として、成さねばならないことが平和。」
と、とても力強いメッセージを伝えていただきました。
後半では、福岡県内各地の原爆被害者の会の方たちにもご参加いただき、グループ交流を行いました。原爆投下前のくらしのこと、ご家族のこと、戦後のくらしのことなど、証言者のみなさんよりさまざまなお話を伺ったり、聞き書き活動に参加する組合員もどのような思いでこの活動に参加しているのかをお話ししたりしました。
改めて、戦争や被爆の悲惨さを実感し、次の世代へ語りついでいくことの重要性を痛感しました。エフコープでは今後も平和のとりくみを続けていきます。
証言してくださる方を探しています
被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』30集の発刊に向けて、証言してくださる方を探しています。ご本人、またはお知り合いで被爆体験を証言していただける方がいらっしゃいましたら、組合員サービスセンター(0120-41-0120)までご連絡ください。
被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』とは
被爆体験証言集『つたえてください あしたへ……』は、組合員が被爆者から直接被爆体験のお話を伺って書き留めた聞き書き集です。戦後50年の節目を翌年に控えた1994年に、若い世代へ戦争の愚かさ、被爆の悲惨さを語り継ぎたいとの想いでスタートしました。「伝えていかなくてはいけない」との強い思いをもって体験をお話しいただいた証言者のみなさまをはじめ、福岡県原爆被害者団体協議会や県内各地の原爆被害者の会のご協力と、活動に参加した多くの組合員の努力により、約30年にわたり毎年発刊を続けています。
エフコープのホームページで全巻お読みいただけます。下記URLよりアクセスいただけますので、ぜひご覧ください。
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