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2024年08月16日
中部ブロック活動委員会企画 『沖縄とつながろう!つたえよう平和』を開催しました。
中部ブロック活動委員会では、今年で4年目になるコープおきなわ平和推進委員会との共催平和企画を8月8日に開催しました。今回はエフコープ福祉事業部と連携し、篠栗町の2ヵ所の児童館から、179名の児童が参加がありました。
沖縄からは、伊江島で6日間で島民の2人に1人が亡くなったという「沖縄戦の縮図」ともいわれる戦いのことや、沖縄のガンジーと言われる阿波根 昌鴻(あはごんしょうこう)さんからの学びを伝えてもらいました。福岡からは、志免区域テーマクラブ「たんぽぽのわたげ」による朗読劇「妹、禎子から教わった思いやりの心」を行いました。これはエフコープが発行している聞き書きによる被爆体験証言集第28集「つたえてください あしたへ・・・・・・」に掲載されている佐々木雅弘の証言をもとに、朗読劇としたものです。佐々木さんは広島市平和記念公園にある『原爆の子の像』で知られる、佐々木禎子さんのお兄さんです。
児童館の子どもたちには難しい内容だったようですが、伝わるものがあり、「平和の最大の敵は無関心」「平和の武器は学習」という言葉を学びました。これからも学ぶ姿勢を大切に子どもたち向けの平和学習を続けていきます。
【参加者の声】
・佐々木さんのお話しをお聞きし涙が出てきました。禎子ちゃんの12才余りにも短い命子ども達にも語り続けてほしいと思います。
・唯一の地上戦ということで、沖縄戦について知ることはありましたが、伊江島の阿波根さんのことは初めて知りました。被害者のご本人が、相手を責めるではなく、想いを共有するために、相手と対峙するというのは、理想的ではあるけど、大変辛いことだと思います。真の反戦、心から平和を求める姿だと思いました。
・来年は戦後80年。ずっとずっと戦後何十年と続くことを願っています。
阿波根さんの「平和の最大の敵は無関心」「平和の武器は学習」の言葉を胸に、無関心を減らすためにも「学習の場」を増やしましょう。
(児童館)
・ちょっとむずかしかったけど、こんなことがほんとうにあったんだなぁて、おもいました(2年生)
・せんそうはこわいと思いました。そして自分ができることはせんそうのことをたくさん知ることです(3年生)
・みてこわかったです。でもじぶんもこうなりたくないです(1年生)
・79年前に大きな戦争があったことを知って、話を聞いてみたら90歳くらいの人が16歳だけど お父さんがにがして、いま生きているということが感動しました。これから戦争がない世の中になっていけばいいなと思います(5年生)
・平和の最大の敵は無関心である。平和の武器は学習であるということを学んだ(4年生)
・戦争は多くの人々の命をうばい、幸せもうばうおそろしいものだと改めてわかった。思いやりの心があればせんそうもなくせるのかなと思った。せんそうがあって、自分の命よりも子どもの命を守ったり、自分を守るために自分の子どもをころしてしまったりと、人をくるしませるものだと分かった。人々はせんそうはダメだ。おそろしいものだとひっしに79年間つたえてきた(5年生)
・むずかしいこともあったけど、戦争はとてもおそろしいとあらためてわかった。戦争をやめて、みんながへいわにくらせるよのなかになるといいなと思った(5年生)
・79年前の8月6日長崎に原子爆弾が落とされたのが驚きました。79年前日本はほかの国とせんそうしたそうです。わたしの時代にせんそうはないのでよかったと思いました(3年生)
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