商品について

葉摘みをせず樹上でじっくり熟度を上げて
収穫したりんごです。
甘熟葉とらずサンふじ

りんごの名産地として有名な青森県弘前(ひろさき)市。「津軽富士」とも呼ばれる岩木山の麓に、津軽りんご組合の園地が広がっています。
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更新情報 2022年04月05日
見た目の良さよりおいしさを!
「収穫するまで一切りんごの葉を摘まずに育てるのがうちの特長です。だから名前も『葉とらずりんご』と言います。りんごの糖分を作るのは葉。その葉を残すことで、糖分をたっぷり含んだりんごが育つんです」。こう話すのは、津軽りんご組合事務局長の片山寿伸(かたやま ひさのぶ)さんです。
りんごは、紫外線を浴びて赤くなります。市場では色づきが良いりんごが喜ばれるため、できるだけ日光が当たるように実の周りの葉を摘むのが一般的な栽培方法です。しかし、片山さんは「『葉とらずりんご』は葉を摘まない分、色づきがまだらになるものもあります。それでも見た目よりも味にこだわる。それがわたしたちのモットーです」と語ります。
- 順調に育つりんごに笑顔を見せる、津軽りんご組合の片山さん(左)と津嶋豊則(つしまとよのり)さん(手前中央)、顧問の原田雅男(はらだまさお)さん(右)。園地いっぱいにりんごの葉が広がる光景は、「葉とらずりんご」ならではです。
一年中手間を掛けて一玉ひと玉を育てる
片山さんに案内されて、津嶋さんの園地に伺いました。
「葉を摘む作業がないからといって、『葉とらず』で育てるのは決して楽ではないんですよ」と津嶋さん。真冬の剪定に始まり、初夏の授粉や摘果(てきか)※、そして秋の収穫になります。樹上でできるだけ完熟するのを待つために収穫時期を遅らせ、雪の中で収穫することもあるそうです。
※一つひとつの実にたくさんの養分が行き届くように、良い実だけを残していく作業。
木を気に掛け 葉を気に掛けて 実に気を掛ける
中でも、一番熟練の技が必要とされるのが剪定です。剪定とは、木々がきちんと日光を浴びるように、余分な枝を切り取る作業のこと。「剪定というのは、その年だけでなく、次の年もその次の年もおいしいりんごがなるように、養分をしっかり蓄えそうな枝を見極めて切り分けないといけません。よく『剪定は千本の木を切って一人前』と言われますが、何年たってもわからないことが多いですね」。最後に津嶋さんがこう話してくれました。
「木を気に掛け、葉を気に掛けて、実に気を掛ける。一つのりんごに対してどれだけ手間暇を掛けるかで、りんごのおいしさが決まると思っています。甘さたっぷりの自慢のりんごを、ぜひ一度食べてみてください!」。
※記事の内容は、2016年12月の情報です。
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