エフコープ

商品について

土付き人参の魅力は、
何といっても香りの良さ。

人参<土付>

人参本来の風味と鮮度が自慢の『人参<土付>』。
その産地の一つ、阿蘇外輪山の麓にある坂口さん兄弟の畑を訪ねました。

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更新情報 2022年08月05日


甘い人参を育む阿蘇の恵み

熊本県大津町は、阿蘇山を源流とする白川の恵み豊かな地。火山灰土壌の黒土で水はけが良く、昼夜の温度差が大きいため、甘くておいしい人参が育ちます。この地で土付き人参を栽培する坂口裕樹(さかぐちひろき・右)さんは、父から受け継いだ畑で20年にわたって人参づくりを行っています。昨年からは弟の英樹(ひでき・左)さんも加わり、兄弟で人参を栽培しています。


自分たちが納得できる
人参を育てたい

坂口さんが特にこだわっているのが、土づくり。「収穫期が終わって次の種まきが始まるまでの間、別の作物を栽培される方が多いのですが、うちではその間、緑肥を入れて次の種まきに備えています」。緑肥とは、畑に植えた植物を土にすき込み、肥料にすること。「いろいろな植物を試し、人参と相性がいいものを選んで土にすき込みます。土力の回復だけでなく、作物が病気になりにくく、害虫を寄せ付けない効果もあるんですよ」と坂口さん。

他の作物を作らない分、収入は減ることになりますが、「それでも、『これならきっと、おいしいと喜んでもらえる』と自分たちが納得できる人参を育てたい気持ちが強いですね」と、人参の栽培にかける情熱はひとしおです。


組合員さんの言葉が原動力

栽培期間中の苦労はさまざま。日光に当たって変色しないように、土から出てしまった首の部分に土をかぶせる「土寄せ」。さらに、土付き人参は収穫後の選別も手作業で、1本1本サイズ別に仕分けし、割れや折れのあるものは取り除きます。収穫最盛期ともなると朝5時から夜の11時まで作業する日もあるほど。加えて、豪雨や猛暑など、近年の天候不順…。

会社を退職して家業に加わった英樹さんは「思ったより大変でした(笑)」と言いますが、「それ以上に、人参の成長を見る喜びがあって楽しいですね」。そんな弟を温かく見守る裕樹さんは、「組合員さんから『いつも食べています』と言っていただけるのが一番の原動力」だと語ります。

「父が育てた畑を改良し、よりおいしい人参をつくっていきたいですね。土付き人参の魅力は、何といっても香りの良さと日持ちの良さ。そのおいしさを、ぜひ味わってください」。日焼けした顔をほころばせ、力強く語ってくれる坂口さん兄弟でした。

※記事の内容は、2021年12月現在の情報です。


Recipeおすすめの食べ方

皮つきのままきんぴらに!
風味の良い土付き人参は、皮も薄いので洗ったら皮をむかずにそのまま使うのがおすすめ。細切りにしてさっと炒めてきんぴらにすると、人参そのものの甘みを感じられますよ!

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